イスラエルは、140万人以上のパレスチナ人を外の世界から切り離したまま放置し、絶望的な欠乏にもがく、息苦しいガザ回廊の封鎖を終わらせなければならない、と、アムネスティ・インタナショナルは、ガザでのイスラエル軍事攻撃の終了から1年目を迎え語った。
(中略)
「2007年6月以来実施される、ガザで続く封鎖のイスラエルの主張は、パレスチナ武装集団により、ガザからイスラエル南部に発射される無差別ロケット攻撃への返答である。現実は、封鎖が、武装集団を標的にしてはおらず、むしろ、食糧・医療品・教育的設備・建築資材の搬入を制限することにより、ガザの全住民を罰している。」と、アムネスティ・インタナショナル中東・北アフリカ局長、Malcolm Smartは語った。
「封鎖は、国際法の下、集団懲罰を構成しており、即刻解除されなければならない」。
占領政権としてイスラエルは、国際法の下、健康・教育・食糧・適切な住宅の権利を含む、ガザ住民の福祉を保証する義務がある。
(後略)
全文:Amnesty International
アーカイヴ:アムネスティ:イスラエルのパレスチナ人への水制限(2009年10月28日)