西岸からロケットは発射されないがイスラエルは封鎖を続ける
スチュアート・リトルウッド - ロンドン
その使命声明は述べる:「信頼はBBCの基礎:わたしたちは、独立しており、偏らず、誠実である」。
しかしながら、人びとは、BBCに、聖地の状況報道に関し、その親イスラエルスタンスについて、痛烈な不満を口にする。
かつて、公正と精度の基準として知られた、今日のBBCは、イスラエルにより違法に占領された - 西岸・東エルサレム・ガザの、パレスチナ領域からのニュースを扱うとき、真実に不注意である。
わたしたちは今週はじめ、賞の例に扱われた。 平日の午前6時から午前9時まで、ラジオ4で放送される、旗艦「今日」番組は、司会者が、少なくとも3回、カスト・リード作戦の目的が境界越のロケット攻撃を止めることだったと主張するのをわたしが聞いた、ガザ経済特集を、イスラエル電撃戦の記念日に記した。
これは虚偽である。ロケットは、2008年6月19日から、イスラエルが故意に、何人かのハマースの男たちを殺しにガザへの武力侵攻を実施することにより、平和の希望を打ち砕いた、11月4日まで維持された、エジプトによる仲介の停戦の始まりで、イスラエルによる攻撃の何ヵ月も前に止まっていた。
(後略)
全文:The Palestine Chronicle
この記事は読み進めるほど面白くなるが、ひとつの記事の翻訳に1時間以上使いたくないので、ここまで。
BBCばかりではない。NHKのニュースでは、ハマースに触れる度に「イスラム教原理主義組織、ハマス」と枕詞がつく。何年か前、東京に住むアメリカ人の知人に「NHKは『キリスト教原理主義組織を支持基盤とするブッシュ政権』と言わなければならないのじゃない?」と言うと「そうだよ、でもNHKは絶対言わない」と、ふたりで嗤った。
母が、ニッポンの調査捕鯨船に体当たりしたシーシェパードの行為を、どこかの教授が「テロ行為」だとTVで言っていたと、怒りを共有している。「模型みたいな小さなボートで、軍艦みたいな捕鯨船に体当たりしようなんて、わたしだったら思わない、誰も思わないのじゃない、そんなこと、木っ端微塵になったでしょう」と言う。
ラベル:BBC