The Guardian
2010年02月01日
ガザ戦争での軍の行為を擁護する新たなイスラエル報告は、重要な調査結果の1つに明らかに矛盾する証拠が現れ、今夜、異議を唱えられた。
イスラエルは、金曜日、国連に、軍が、昨年の3週間戦争を通じ、国際法を守ったとする46ページの報告書を提出した。それは、国際的な起訴の脅威を逸らし、第四次ジュネーヴ条約の「重大な不履行」、戦争犯罪、および人道に対する犯罪の可能性で、イスラエルとハマースのどちらも告発した、南アフリカ共和国判事、リチャード・ゴールドストーンによる非常に批判的な国連調査に挑むことになっていた。
イスラエルの報告は、ひどく損傷した、ガザ北部、アル-バドゥル製粉所への攻撃を含む一握りの事件の詳細を調べた。
ガザで兵器処理を扱う国連機雷処理チームは、500ポンドMk82航空機投下爆弾の残骸が、昨年1月、製粉所の廃墟で見つかったと、ガーディアンに告げた。爆弾前半分の写真が、ガーディアンにより入手された。
この証拠は、その建物が故意に標的にされたとの主張に異議を申し立て、空爆の証拠はなかったと明確に述べた、イスラエルの調査結果報告にまったく矛盾する。ゴールドストーンはしかしながら、製粉所へのイスラエルの攻撃は、単なる付随的被害ではなく、正確に標的とし、戦争犯罪の可能性を示すとの空爆の記述を使った。
(後略)
全文:Occupation Magazine
関連記事:「ガザ攻撃の軍の否定に穴が穿たれる」The Independent
イスラエルは、製粉所を爆撃しなかったと主張したが、500ポンド爆弾の発見がそうでないと証明
「報告:国連がガザ製粉所でイスラエル国防軍の爆弾残骸を見つける」Ynet news.com
カスト・リード作戦に関するゴールドストーン報告への、回廊の製粉所への意図的空爆を否定したイスラエルの応答の後、ガーディアンは、国連機雷処理チームが、昨年、製粉所廃墟で500ポンド爆弾の残骸を発見していたと報じた
アーカイヴ:ゴールドストーン報告の実現を求めて請願書に署名を(2009年12月10日)