ベイルート (AFP) - 国連平和維持部隊は、水曜日の新聞報道で、イスラエルがヒズボッラへのミサイル密輸で、シリアを非難した後、南レバノンに、いかなるスカッド・ミサイルの証拠もないと語った。
南レバノンの「UNIFIL活動領域に、いかなるスカッド・ミサイルの証拠もわたしたちは持っていない」と、日刊紙、An-Naharは、国連レバノン暫定軍、あるいはUNIFILのAlberto Asarta Cuevas少将の語ったことばを引用した。
「これらミサイルは大きくて、隠すのは難しい」と、彼は英語でなされたコメントで付け加えた。
イスラエル大統領、シモン・ペレスは、4月、ダマスカスがきっぱり否定した非難、シーア派ヒズボッラ運動体に長距離スカッド・ミサイルを供給したと、シリアを非難して論争を引き起こした。
ダマスカスとの親善回復を模索していたワシントンは、国防長官、ロバート・ゲイツが、スカッドに言及せずに、ヒズボッラを精巧な武器で武装させるとイランとシリアを非難して、さらに論争を煽った。
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全文:Yahoo! news
イスラエルとは長い付き合いなのだから「嘘つき」と米国も認識していて良さそうなもの。まあ、嘘と知っていて、援護射撃のおつもりだろうけれど。イランやシリアがヒズボッラに供給できる兵器より、もっと精巧で高額な兵器を大量にイスラエルに供給している米国に、他国を非難する資格はない。
アーカイヴ:イスラエルはレバノンへの新たな戦争を正当化しようとしている:ハリリ(04月30日)