2010年05月20日

イスラエル:チョムスキィ追放は「大いなる過ち」

2010年05月19日水曜日

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チョムスキィがアンマンからヴィデオをリンクしてビルゼイト大学に講演する [AFP]

 アメリカ大学人で政治活動家、ノーム・チョムスキィを、今週初め、占領西岸入域を妨げることで「大いなる過ち」を犯したと、イスラエル政府は語った。

 内務省は、火曜日、下級国境官吏が彼の入域を不当に否定し、今や自由に入ることができると語った。
「彼は(入域を)許されるべきであり、それは大いなる過ちだった」と、省報道官、Sabine HaddadはAP通信に述べた。

(中略)

 被占領パレスチナ領域でのイスラエル政策への反対を頻繁に語る、ユダヤ系アメリカ人言語学教授は、西岸のビルゼイト大学で講義する予定だった。
 そして、Haddadの声明にも関わらず、チョムスキィは、彼が許されるという「公式」の保証はないので、火曜日、ヨルダンの首都、アンマンからヴィデオリンクで講演すると決めたと語った。

 およそ100人の学生が、ラマッラ市に近いビルゼイト大学でのヴィデオリンク講演に出席した。

(後略)

全文:Al Jazeera English

関連記事:「チョムスキィ事件:イスラエルは今日、攻囲下にあるのはガザだけでなく西岸もと世界に示した」Promised Land
2010年05月16日

アーカイヴ:イスラエルに追放されて、チョムスキィはアンマンからヴィデオでビルゼイトの講演をする(05月19日)

 アレンビーの国境官吏、内務省語るところの「下級官吏」は、チョムスキィに対し非常に丁重で、「別室に案内された数時間の間」、何度も電話して指示を仰いでいたと、別の記事でチョムスキィは語っている。つまりチョムスキィの印象では、この決定は「下級官吏」によりくだされたものでない。自らの判断の誤りを「下級官吏」に押し付けようなんて「汚い国家」と思うけれど、まあ、ニッポンにもありそうで...
posted by mizya at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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