2010年06月03日

イスラエルはガザ小艦隊に降りる前に砲撃を開始したと解放された活動家たちは語る

最初の襲撃目撃者証言はイスラエル当局発表ヴァージョンに反駁する

Dorian Jones in Istanbul and Helena Smith
guardian.co.uk
2010年06月01日火曜日

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イスタンブールで昨日、デモンストレータは、イスラエルに対する抗議でトルコとパレスチナの旗を振る。バナーに「公海の海賊、イスラエル」「たくさんと言ったらたくさん」と読める。Photograph: Murad Sezer/Reuters

 ガザに支援物資を運んでいた小艦隊に対するイスラエルの襲撃の生存者が、今日、ギリシアとトルコに戻り、少なくとも10人が死んだ襲撃の最初の目撃証言をした。

トルコ人活動家、Nilufer Cetin:
イスラエル軍は、最悪の衝突と死者のすべてを出した、トルコ旗が掲げられたマヴィ・マルマラ号に乗船する前に射撃を開始した。(イスラエル当局は、乗船集団(特殊部隊)が攻撃されたので、兵器使用が始まったと語る)
「それは最悪で、激しい衝突だった。マヴィ・マルマラ号は血で満たさたれた」。
「作戦は、即座の発砲で始まった。最初は威嚇射撃だったが、マヴィ・マルマラ号が止まらなかったとき、攻撃に変わった」。
「音響弾と硝煙弾、続いてガス弾を使用し、爆撃に続いて、ヘリコプターから乗り込み始めた」。

Cetinは、解放された一握りのトルコ人活動家のひとりだ。彼女の子どもにとって、刑務所の状態は厳し過ぎると警告され、彼女はイスラエルからの送還に同意したと語った。

イスラエルの港、アシュドッドに到着したとき、わたしたちはイスラエル内務省、外務省の役人と警察官による面接を受けた。兵士はいなかった。彼らはいくつか質問し、すべてを取り上げた。「カメラ、ラップトップ(コンピュータ)、携帯電話、衣類を含む身の回り品」。

Kutlu Tiryakiは小艦隊の別の船の船長だった。
「マヴィ・マルマラ号に対する攻撃は、すぐさま起こった。彼らは12隻か13隻の攻撃船とヘリコプターからの特攻隊で攻撃した。船団間の通信系が混乱させられたので、わたしたちは、マヴィ・マルマラ号との連絡に使っていた携帯ラジオ受話器で射撃を聞いた。ヘリコプター3機か4機もまた、攻撃に使用された。わたしたちは、イスラエル人により、乗組員と民間人が撃たれており、窓とドアが割られていると、マヴィ・マルマラ号から聞いた」。

アテネに戻ったギリシア人活動家6人は、イスラエル特攻隊が襲撃の間、感電器を使用したと、非難した。

Sfendoni号にいたDimitris Gielalis:
「突然、ゴムボートが総方向から向かってくるのが見えた。数秒後、完全装備の特攻隊がボートに乗り込んだ。彼らは、プラスチック弾を使用し、わたしたちは、打たれ電気ショックを受け、わたしたちが考えられる限りの方法を彼らは使った」。

自由地中海号の運転席にいたMichalis Grigoropoulos:
「わたしたちは公海にいた。イスラエル人は、航海演習の常道から完全に外れて、海賊のように行動し、わたしたちの船を乗っ取った。 わたしたちの頭に銃を向け、人質に取った。彼らはヘリコプターから降りて、催涙ガスと弾丸を撃った。わたしたちにできることは皆無だった... 人間の輪で抵抗しようとしたものたちに電気ショックを与えた」。

ひとたび拘留されると、人権活動家たちは、弁護士ともテルアヴィヴのギリシア大使館との連絡も許されなかった。「トイレに行かせず、食べることも、水を飲むこともさせず、わたしたちをヴィデオで撮り続けた。彼らはすべて、携帯電話、ラップトップ、カメラ、手回り品を押収した。彼らはわたしたちに紙類を残しただけだった」。

(後略)

全文:guardian.co.uk
posted by mizya at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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