レバノンのパレスチナ解放機構代表、アブドラ・アブドラは、パレスチナ難民に市民権を与える目的の政府の努力を歓迎した。
「レバノンのパレスチナ人に市民権を与えるという提案の背後には励まされる要素がある」とアブドラは、レバノン日刊紙、An-Naharに語った。「これはレバノン人が、パレスチナ人は帰化を拒絶すると確信している事実に由来する」と、彼は説明した。
アブドラは、レバノン人・パレスチナ人どちらもが、パレスチナ人の帰化に反対で、どちらも帰還権を支持していると強調した。
彼は、住宅価格引き上げを招きかねない問題、ほぼ40万人のパレスチナ人がレバノンにアパートを買おうとすると述べる報道のいくつかを「非現実的」として酷評した。
原文:Al-ManarTV
職業にありつけないのだから、レバノンで、パレスチナ難民がアパートを買うのは「非現実的」とわたしも思う。しかしながら、難民キャンプに押し込められての生活は「非人間的」。職業の自由、難民キャンプをでて住まいを確保する権利は認められるべき。