2010年07月19日

被占領パレスチナ領域:西岸の水の苦心

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Photo: Shabtai Gold/IRIN
西岸の女性は貯水槽から水を得る


ラマッラ、2010年7月15日 (IRIN) - 水と下水設備で西岸最悪の場所は、パレスチナ自治政府(PA)が、技術的には水事業に責任を担うものの、単に実現不可能な、エリアCとして知られるイスラエルが支配する広がる土地である。

 Emergency Water, Sanitation and Hygiene Group (EWASH/緊急上下水衛生集団)役員、Cara Flowersは、西岸の土地の60パーセントを覆い、西岸230万人の人びとのほぼ6万人の家のある - エリアCに住む共同体の健康と暮らしは、水と下水設備へのアクセスの深刻な不足で、最も過酷に痛手を受けたと、語った。
(略)
 西岸とガザ回廊に関する、1995年のイスラエル-パレスチナ暫定合意 (オスロIIとしても知られる) は、西岸の土地を、エリアA、B、Cに分類した。

 合意によると、エリアAが、パレスチナ自治政府(PA)の支配下、エリアBは、イスラエルとパレスチナ自治政府の共同管理下とする。パレスチナ人口のおよそ95パーセントは、地域の土地の40パーセントのみとなる、これらふたつのエリアに住む。

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Photo: OCHA
西岸のエリアA (暗色)、B (明色)、C (白色)を示す地図


 EWASHによると、エリアCで、公共事業提供の責任だけがパレスチナ自治政府に降りかかった一方、イスラエルは、保安の完全な支配を保持してきた。
 しかし、パレスチナ水当局は、西岸水資源に関する支配は非常に限られてきたと語る。

 権利団体、アムネスティ・インタナショナルは、共有される水資源の完全な支配を維持することにより、そして、そこでの充分な水設備の開発を妨げることにより、パレスチナ人に対する、西岸の十分な給水へのアクセス権否定で、イスラエルを非難する。
(略)

全文:IRIN
posted by mizya at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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