Brian Ennis - IMEMC & Agencies
アル-ワラジャでの壁建設は、ペースに拍車がかかり、完了すると村の三方を取り囲むだろう。

壁完成区画
(Courtesy of Le Mur - The Wall - Palestine's Flickr)
アル-ワラジャでの状況を注視する住民とNGOは、イスラエル国防省が、最近の何日か、村の周囲での建設工事のペースを増加させたと語る。
住民たちは、現在の(壁の)経路が村民を彼らの土地の大部分から切り離し、村の三方を取り囲まれる結果を招く障壁経路に激しく抗議してきた。
彼らは現在、国防省に経路を変えさせるよう、イスラエルの高等裁判所に申請している。
日曜日の裁判所での公聴会で、村での障壁建設要求令が、1年前に期限切れだったと発見された。裁判所は、イスラエル国家に、建設が続けられるべき理由を提出するよう求め、この事案の提出に45日間を代理人に与えた。
この裁定は出されたが、現在の障壁建設差し止め命令は出されなかった。 生じたことは、本質的に、国防省が45日間の内に建設を終えるための窓を開いたことだった。
原文:International Middle East Media Center
関連記事:「イスラエルが裁判所命令を受け西岸障壁建設スピードアップ」Haaretz.com
2010年07月29日
西岸分離フェンスの計画ルートは、ワラジャ村の三方を取り囲み、土地の大きな区域から切り離す。
Nir Hasson

西岸防護壁建設工事
Photo by: Daniel Bar-On
アーカイヴ:アル-ワラジャ村が徐々に消滅しつつある(05月20日)