2010年07月31日

オバマの圧力にも拘らずアッバスがイスラエルとの直接対話に抵抗

2010年07月29日

アラブ連盟は、木曜日、カイロでの主要連盟10ヵ国の外務大臣たちの会談で、直接対話に関する立場を設定することになっていた。
AP通信

 将来の国家設立への支援は、そうした展開次第とのオバマ政権からの警告にも拘らず、パレスチナ大統領、マフムード・アッバスは、イスラエルとの直接和平交渉に動く努力に抵抗し続けている。

 アッバスは、米国とイスラエルの直接対話圧力に重きを置くかどうか決定するアラブ連盟会談に向け、カイロにいた。
 アッバスは、米国とヨーロッパの、2008年に凍結された直接対話を再開するよう強い圧力を受けている。米国は、この数ヶ月、2ヵ国の間接交渉を調停してきたが、パレスチナ指導者は、イスラエルが入植地建設の完全な停止に同意し、1967年の六日戦争で奪った領域 - 西岸、ガザ、東エルサレムに、パレスチナ国家を受け入れる場合のみ、直接対話に動くだろうと語った。
(略)

全文:Haaretz.com

先行記事:「イスラエル:パレスチナは直接和平会談に『不可能』な条件を出した」Haaretz.com
2010年07月28日
副首相、Shalomが、直接会談へのパレスチナの条件を酷評とAFPが報じる;アッバスは、間接交渉が直接交渉を正当化する程充分に進んでいないとアラブ連盟に告げると思われる。
Haaretz Service and Reuters

 米国が「間接交渉」を放り出すのは、イスラエルがパレスチナ建国を認めようとしないから。イスラエルが直接交渉を主張したところで「何か」進展が期待できる訳ではないと、世界は認識していると思う。ただ、間接交渉でない分、イスラエルの強欲が目立たなくなり、イスラエルにとってはもちろん、米国にとってもイスラエルとの関係悪化を招かないで済むメリットはある、イスラエル支持の議員団の手前。
 何度か掲載しているけれど再びヤコヴ・ラブキン教授、「たとえば、あなたと私が、1枚のピザを分け合う交渉をしているとしましょう。交渉のまっ最中に、私はそのピザを食べ続けている。あなたの取り分は、ほとんど残らない。今は、ちょうどそんな状況です。」NHKのインタヴュに応えて。
 パレスチナは「分け合う交渉をするのだから、ちょっとピザを食べるの止めてよ」と言っているのであり、イスラエルは「食べるのを止めるなんて不可能だ。(でも食い意地はってると思われたくないから、交渉している振りだけはしたい)」と言っているのが上の先行記事。


posted by mizya at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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