2010年08月29日

米国は今の合意を望む、平和は後で

ホワイトハウス文書が、イスラエル-パレスチナ会談のアメリカの準備を明かす:エルサレムとラマッラを訪問するオバマ大統領は、痛みを伴う譲歩を求める;10年以内に実施される恒久的合意に1年以内に署名

Shimon Shiffer
2010年08月27日

 オバマ政権は、イスラエルとパレスチナ自治政府に、中東紛争を終わらせる目的の新たな概要を与えることを計画している。

 日刊紙、Yedioth Ahronothは、アメリカが、恒久的解決の枠組み合意に1年以内に署名するよう、両陣営に圧力をかけるだろうと、しかし合意自体は10年以内に履行されるだろうと知った。

(略)

 彼の訪問で、オバマは、平和のための痛みを伴う譲歩を支持するよう、両陣営に納得させようとするだろう。

 何日か前、アメリカユダヤ組織指導者たちは、オバマ政権の中東政策を決定するる高官たち3人 - Shapiro、Dennis Ross、米国中東特使、George Mitchellの副官、David Haleを呼び会議を持った。
 Rossは、オスロ合意以来、イスラエルとパレスチナのすべての会談にかかわってきた。彼は今日では、中東業務に関するオバマ(政権)随一の専門家と考えられている。

アラブ諸国からの言動
 Yedioth Ahronothは、ホワイトハウス職員により書かれた、要約した会議呼びかけ実施概要を得た。文書は、近い将来の政権の計画への魅惑の覗き見を提供する。

 アメリカの計画によると、イスラエルとパレスチナの交渉チームは、1年以内に枠組み合意に到達するよう、多忙極める会談を開催するだろう。チームが冷静に恒久的合意の中核となる問題:エルサレムの将来、境界、入植地、難民を議論するのを許容するよう、集中的会談が独立した場所で開催されるだろう。

(略)

 会談が行き詰まるなら、アメリカ職員が介入して、両陣営の橋渡しを試みるだろう。さらに米国は、アラブ諸国がイスラエルに善意の言動を申し出るよう説得を試み、パレスチナに妥協するよう影響を及ぼすだろう。

(略)

全文:Ynet news.com

 生きた年月に相当するほど大人になりきれないわたしは、怒りなしにこのような記事を翻訳することはできない。イスラエルが占領者、パレスチナは占領を被る身、譲歩を要求されるべきは、占領者たるイスラエルでなければならない。オスロ合意から常に譲歩を迫られてきたパレスチナには、もう譲歩できる何ものも残っていないと、譲歩を迫ってきた当の米国が知らない筈はない。イスラエルに譲歩を迫ることを端から諦めて、パレスチナからのみ譲歩を引き出すために圧力をかける米国に、調停者としての資格はない。


posted by mizya at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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