Ronen Medzini
2010年08月29日
ベンヤミン・ネタニアフ首相は、日曜日、政府がイスラエル国家に対する内部のボイコットに資金提供しないと語った。(略)
財務大臣、Yuval Steinitzは、政府がアリエルでの公演を拒否する劇団(場)からの資金提供を撤退させるべきと語った。
「イスラエル国は多くの金を劇団(場)に投資する。これら劇団(場)への助成は、アリエル居住者によってもまた支払われ、イスラエルでこれを妨害しているものに使うべきでない」と、大臣は語った。(イスラエルが西岸での入植地拡大を狙って採用する入植者らへの優遇税制の補填を、劇団員が支払う税金でまかなっている、ということも可能。要はどこに視点を置くかの問題、詭弁に過ぎない - mizya)
(略)
アリエルの文化ホール。 「アーティストは代わる聴衆を見つけないだろう」
科学工業大臣、Daniel Hershkowitzは、ボイコットはアーティストを傷つけるだけと考えている。(略)
「わたしは、人びとが文化を政治に混合する事実を遺憾に思う。わたしは、少なくとも彼らのひとりが軍務にさえつかなったと聞いた。この要求は不当だ」。
(略)
ボイコットイニシアチブはまた、テルアヴィヴ市長、Ron Huldaiによっても酷評された。「公的基金で融資される劇団(場)で働くものは、劇団(場)運営により決定された場所での公演を拒否できない」と、彼は応答で語った。
(略)
文化スポーツ大臣、Limor Livnatは、土曜日、国家により支援された劇団(場)のマネジャーに「俳優とアーティストが、イスラエル社会を分断すると決めたからには、即刻、引き起こされた危機解決を援助する」よう要請した。
(略)
カメリの契約は特別条項を含む
Ynetはまた、テルアヴィヴのカメリ劇団(場)が、アリエルでの公演への異論の可能性を見越しており、劇団(場)との契約で、ボイコットの場合自身を護る特別条項を含めていたと知った。
「これによって、俳優か女優がアリエルでの公演を拒否する場合、可能なら劇団は、それらの交替を模索する権利が与えられ、あるいは上演を取り消す権利を与えられると強調される。アリエルでの公演への俳優の拒否による上演のキャンセルで、カメリへの損害賠償、費用などのため訴訟を起こすことはできない」と、条項は述べた。
(略:長過ぎ)
全文:Ynet news.com
関連記事:「操り人形劇団」Haaretz.com
2010年08月29日
アリエル入植地の新文化オーディトリアムでの舞台劇への我ら劇団(場)体制による決定は、おそらく曾て見られたことのない類いの、本当の試験を演劇界に提示する。
ギデオン・レヴィ
(本文翻訳省略:彼らが演劇人か単なるマリオネットかもうすぐ明確になる、というもの)
「軍隊と芸術を同じと看做す」Haaretz.com
2010年08月29日
彼らの政治的信念の鈍らな反駁で、アーティストをアリエルに引きずっていくことはできない;我がユダヤ人オンリーアパルトヘイト道路で彼らを駆り立てることはできない。
Yossi Sarid
(本文翻訳省略)
アーカイヴ:「入植地文化センターへの俳優のボイコットはイスラエルを分裂させるだろう」(08月30日)