2010年09月01日

中東和平交渉失敗後

目立った安全保障事件のない時になされる一方的に宣言されたパレスチナ国家が、平和への唯一可能な路を提供する

Carlo Strenger
guardian.co.uk
2010年08月25日水曜日

 ベンヤミン・ネタニアフは、米国政権が、イスラエルからパレスチナに圧力を移行させ、イスラエルとの直接対話になだめすかしたので、多くの学者先生が指摘したように、外交的勝利を得た。彼は、パレスチナがどこかで退席するだろうから、おそらく会談が失敗すると決めてかかり、そして次に、現状を維持する申し立てをやるだろう。しかし、そのような勝利はうつろだ。

 ネタニアフの世界観は一貫して、中東の西の前哨としてイスラエルは、長期間脅威に直面し易いということであって、だからいかなる和平協定も、すべての現実的脅威を処理しなければならないということである。 (略)

 最もありそうなシナリオは、会談の失敗が、アッバスとパレスチナ自治政府首相、サラーム・ファイヤドを著しく弱めるだろうことだ。パレスチナは、平和的方法で主権を獲得するいかなる地平線ももはやなく、そして、テロ攻撃が再開するだろう。イスラエルは、おそらくカストリード作戦のラインに沿い強烈に反応するだろう。これは、世界に憤慨をつくり出すばかりでなく、イスラエル内で、テロ攻撃を始めるためにアラブ系イスラエル人を動員するかもしれない。(略)

 おそらく肯定的結果につながる唯一のシナリオは、ファイヤドが、近年パレスチナ統治を非常に改善し、実行可能なパレスチナ保安部隊を創設することによってめざし努力しているオプションだ。会談失敗後、パレスチナは、現在、パレスチナ支配下の領域上で事実上の主権を行使する一方、来年、1967年の境界沿いに一方的に国家を宣言し、国際的認知を求める。

(略)

全文:guardian.co.uk

関連記事:「心配ない、和平はないだろうから」Haaretz.com
2010年08月29日
会談が腕相撲に基づいているとき、地区で最も強い若者と最も弱い若者が、和解と友情で会談を行うなど可能でない。
Alon Liel

     「アラブ連盟チーフがアメリカ主導の会談成功を疑う」The Daily Star
2010年08月30日月曜日
Marja Novak
Reuters
ブレド、スロベニア:アラブ連盟チーフ、アムル・ムーサは、日曜日、木曜日に始まることになっているイスラエルとパレスチナの直接和平会談が成功するだろうとの望みはほとんど持てないと語った。

 誰もが直接和平交渉など「まやかし」と考えている、イスラエルの占領を長引かせる、あるいは長引かせて固定化する手法だと。主要メディアぐらいなものだろうか、真に受けて「前進」みたいに報じているのは... だから、主要メディアを信用してはいけない。


posted by mizya at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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