エリコ (Ma'an) -- 水を見つけるためウダイ・カアブネと兄弟たちの日々なされる外出が、ヨルダン渓谷のアル-ジフトリク住人の夏の生活の現実を告げる。
ウダイは、家族が羊に水を運ぶのを手伝うため彼がデザインした間に合わせのカート、小さな車4個を付けた木箱を引く。
兄弟3人とウダイは、ペットボトルを水で満たすため、最も近い給水管に繋がる埃っぽい道を数百メートル、行く。
賢い少年の特徴を示し、彼は慎重なワシの目をもって、常に兄弟を見張る。入植者らにより引き起こされる交通事故は、ヨルダン渓谷からナブルスに伸びる道路に沿ってありふれたことだ。ウダイはまた、爬虫類に用心し、弟や妹が、砂漠の灼熱の太陽に焦げないよう計らう。
「ぼくたちは、本道を見おろす丘の上の洞窟に住み、水も電気もない」と、ウダイは語り、4年を終了した時、家族を助けるため学校を離れたと付け加えた。
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全文:Ma'an News Agency
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