パレスチナ自治政府が、今後の合意で、入植地ブロックのいくつかがイスラエルの手に残されることに同意するとしても、アッバスは直接対話の間の建設継続には同意できないと、上級情報筋は語る。
Avi Issacharoff
パレスチナ上級情報筋は、アメリカ政権が、現在の一時停止の終了後、入植地での何らかの建設が再開したとしても、イスラエルとの直接交渉に留まるよう、パレスチナ大統領、マフムード・アッバスへの圧力を繰り返しているとHaaretzに語った。情報筋は、アッバスが、建設再開に同意できないだろうし、会談からの撤退を余儀なくされるだろうと警告した。
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全文:Haaretz.com
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事実上のパレスチナ大統領、マフムード・アッバスがイスラエルとの空しい交渉に賭ける時、米国はイスラエルに、9月26日までの入植地活動凍結が言われていた決定にも拘らず、被占領西岸の57のイスラエル入植地での建設再開にゴーサインを与えたと、イスラエル情報筋は語った。
2010年09月02日木曜日
PIC&Ikhwanweb
ガザ住民に対するファタハの敵対的スタンス故に、どこでも政治家は劣化している思わざるを得ないけれど、これではアッバスが気の毒。どうせ米国のパレスチナに対する経済的支援などたかがしれているのだから、直接交渉などはじめから受け入れるべきではなかった。BDSは広がっている、いずれ奏効するときが来るのだから。
再びヤコヴ・ラブキン教授、「たとえば、あなたと私が、1枚のピザを分け合う交渉をしているとしましょう。交渉のまっ最中に、私はそのピザを食べ続けている。あなたの取り分は、ほとんど残らない。今は、ちょうどそんな状況です。」NHKのインタヴュに応えて。