地面上の赤い屋根で覆われた真実のそれら計画のため、入植地でのいかなるこれ以上の建築物設計も拒絶する時がやってきた。
Esther Zandberg
何十人もの俳優、劇(団)場職人、教授、作家たちが、アリエルの新文化会館への登場拒否を宣言した後、建築家や設計者たちが目覚め、彼らが入植地での新規建物の設計を続けないと、公式に発表する時がやってきた。
建築家たちの抗議は、いかなる他の努力よりさらに意味あるものとなるだろう。建築は、政治的決定の手段だ。建築家と設計者たちは、イスラエル政府の占領政策実施に手段を与え、製図台の上で闘争を続けるものたちだ。
演劇の背景と異なり、建築家たちが大地に打ち立てる事実は、幕が降りた後、劇場倉庫に戻らない。それらの足跡は撤回不能だ。(略)
全文:Haaretz.com
アーカイヴ:学術人・アーティスト150人が俳優の入植地アートセンターボイコットを支持(09月01日)
建築は思想信条が問われる筈だから、演劇集団による入植地公演ボイコットまで、入植地建設に拘ることに疑問を持っていなかったとするなら、建築家としてはお粗末。オーディトリアムを設計しても使用されなければナンセンスと初めて気づいたに違いない。