2010年09月08日
西岸に多国籍軍を設立するというアメリカの提案は、パレスチナ自治政府とのいかなる和平協定であれ続く撤退を促進する方法かもしれない。
イスラエルは、パレスチナ自治政府との何らかの和平協定に続く、イスラエルの撤退を促す方法のひとつとして、西岸に多国籍軍を設立するというアメリカの提案に懸念する。
この考えは、コンドリーザ・ライス元国務長官の下で、西岸の治安調整官として勤めた米国国家安全保障顧問、ジェームス・ジョーンズによりもたらされた。
彼はまた、NATO最高指揮官としてヨーロッパで勤め、したがって、闘争解決のための多国籍軍使用の提案者と考えられている。
(略)
全文:The Jerusalem Post
イスラエル占領軍が西岸から撤退することになれば、パレスチナ人追放も家屋破壊もオリーヴ樹の引き抜きもできなくなる、つまり土地を強奪することができなくなるということだから、イスラエルにとっては「懸念」に違いない。でもまあ、誰もこの直接交渉が、和平協定に到るとは考えていないのだから...