2010年09月15日水曜日
(Nasouh Nazzal - Gulf News)
イスラエルは実際には、西岸での、あるいは東エルサレムでの建設を決して停止しなかったし、これら地域の住宅数は、いわゆるモラトリアム(一時停止)の間、劇的に増加した。
東エルサレム地図・植民地局代表、ハリール・アッタファクジは、西岸での植民地建設は、凍結の間さえ停止したことはなかったと語った。
(略)
彼は、偽りない凍結があったなら、西岸植民地のユダヤ人人口増加がどうして可能だったのかと尋ねた。
「モラトリアムが課された日、西岸植民地ユダヤ人人口は30万人に満たなかったが、今や、32万人に上る。(被占領)東エルサレムのイスラエル人人口は、モラトリアムが課された日、19万3000人だったが、今日、20万人を超えていると、アッタファクジは語った。
彼は、入植地での建設を監視するメカニズムがなかったと語った。イスラエル政府が - 実施されたことのない - 部分的入植凍結を発表したものの、建設はやむことがなかったと彼は語った。
部分的凍結命令 - イスラエルが口先だけで発表した、と彼が語る - は、単に激しい国際的圧力に応じたに過ぎない。
アッタファクジは、実体的監視メカニズムが、航空写真と衛星画像を含んでいたならと語ったが、そうした方法は取られなかった。
これは、イスラエル政府に、地面上で自由に作業する、そして、入植地で建設モラトリアムを実施していると偽って主張する機会を与えた。
(略)
全文:Philippine Times