2010年10月03日
9月28日から10月5日まで、ノーベル平和賞受賞者、ジョディ・ウィリアムズ (米国) は、持続可能な平和構築に向け、その地域の分野で取り組む女たちの闘いの証人となるため、パレスチナ領域とイスラエルを訪問する女たちの代表団を率いている。代表団は、闘争の両陣営の女たちの見解を聞き、人びとが共に集まる機会を提供することに集中するだろう。
ジョディ・ウィリアムズは、1997年に、その年平和賞を共有した地雷禁止国際キャンペーンを通し、地雷を禁止する取り組みでノーベル平和賞を受けた。その時、受賞の殆ど100年の歴史で、彼女は10番目の女となった。 彼女は、2006年にノーベル賞受賞の女たち6人により、正義と平等の平和のための連合した取り組みで、特命の経験を寄せ集めるため設立された組織、ノーベル・ウイミンズ・イニシアティヴの部分を担う。
(略)
ノーベル・ウィミンズ代表団ヘブロン訪問
Photo: Palestine Monitor
バルグーティ博士に伴われ、10月1日、ノーベル平和賞受賞者と代表団は、ヘブロン旧市街を訪問し;彼らは、イスラエル法執行当局と保安部隊が、市に設立された違法なイスラエル入植地保護の過程で、如何にパレスチナ住民全体を苦しませてきたか目撃した。安全の口実の下、パレスチナ運動に制限を課し、市の商業センターを閉じ、イスラエル政策は、国際法下の基本的人権に違反して、何千人ものパレスチナ人に深刻な影響を与えた。
ヘブロン旧市街の入植者家族
Photo: Palestine Monitor
(略)
残念ながら、平和の女たちの訪問はまた、イスラエル当局の代表団名士を弱める試みで特徴付けられた。
イスラエル当局は、火曜日、ノーベル平和賞受賞者、マイレド・マグワイアのイスラエル入国許可を拒絶した:彼女はベングリオン国際空港で拘束された。1976年、北アイルランドに平和をもたらした取り組みで、ノーベル平和賞を受賞したアイルランド人平和活動家は、火曜日朝、フランクフルト空港からテルアヴィヴ空港に到着した。空港当局は、マグワイアの旅仲間で同僚のアン・パターソンの入国を許した。マグワイアは、ラマッラでの会議「We Can Change」に参加し、ジョディー・ウィリアムズの代表団に加わる予定だった。
(略)
全文:Palestine Monitor