ナブルス (Ma’an) -- イスラエル入植者らは、水曜日、オリーヴを収穫した後、ナブルス地方住民所有のオリーヴ樹16本に損傷を加え、数家族からその収入源を奪ったと、村議会議長は語った。
ヤーヌン村議長、ラシード・マザルは、Ma'anに、イタマル入植地のGideonim前哨基地の入植者らが、オリーヴの葉で満たされたワゴンを牽引したジープで近くの農地を離れるのを、住民が目撃したと語った。
彼は、違法前哨基地に住む入植者らが、その家に通じる道路を造るため、土地を均し始めたと付け加えた。彼は、道路が農地数ドナムを浸食し、土地は基本的に入植者らにより私有化され、前哨基地が塹壕で囲まれるだろうから、土地へのアクセスを困難にするだろうと語った。
ヤヌーンの北で、パレスチナ当局北部入植地活動記録のトップ、Ghassan Doughlasは、イツハル入植地の入植者らが、ナブルスの南、フワラ村のアヌカラ地区で、ナジェ・イッサ・ムハマド・オデ所有の樹木50本近くを根こそぎにしたと語った。
Doughlasは、国際社会に、ことさらオリーヴ収穫期、パレスチナの作物に対する入植者襲撃を停止させるため、イスラエルに圧力をかけるよう、呼びかけた。
原文:Ma'an News Agency
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2010年10月06日