2010年10月18日

Oxfam:イスラエル政策がパレスチナのオリーヴ油産業に損害を与える

Ahmed Zaki Osman
2010年10月15日

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 西岸のイスラエル占領とガザへの封鎖は、最も恵まれないパレスチナ家族のものたちに、毎年1億ドルに及んで寄与するパレスチナのオリーヴ油製品に深刻に害を及ぼしていると、国際的NGO、Oxfamは、金曜日、報告で述べた。

「オリーヴ農業への道:西岸でのオリーヴ油経済開発への挑戦」と題する報告は、土地とオリーヴ畑へのアクセスを制限するイスラエルを非難する。

「西岸のほぼ40パーセントは、アクセスが非常に制限される、入植地、(入植地)前哨基地、バイパス道路、軍事基地、軍事閉鎖地域、そして、イスラエルが自然保護区と宣言した地域のため、事実上、パレスチナ人に立入禁止である」と、報告は述べる。

 何世紀もの間、パレスチナのオリーヴは、主要な商業作物であり、世界最良のものと認められる。

 オリーヴとオリーヴ油は、パレスチナ経済の収入の主要な源泉のひとつである。それらは、主要輸出品であると同様、西岸とガザ回廊で、農業用地のおよそ半分の使用を示し、雇用とおよそ10万の農家の収入の大きな源泉を提供する。

(略)

 イスラエル政策の有害な影響はまた、政府により是認された入植者の暴力、パレスチナ農夫たちに対する彼らの攻撃で、違法なイスラエル人入植者らが、何万本ものオリーヴ樹を根こそぎにし、あるいは燃やしてきた事件を含む。

 国連によると、2010年の最初の6カ月で、何千ものオリーヴ樹と他の作物が、入植者らにより損害を被った。

(略)

「検問所や道路遮断といった物理的障壁は、西岸内での人びとと商品の自由な移動を制限し、オリーヴとオリーヴ油を含むパレスチナ農産物の、国内的にはイスラエル人に、そして国際市場へのアクセスを妨害してきた」と報告は結論づけた。

 ガザに関し、封鎖開始以来、住民は、西岸のオリーヴを得ることさえできず、情勢はさらに暗い。

 報告は、ユニパル・ジェネラル商社のアンワル・アタラが、「2006年以前、わたしたちは毎月、20トンのコンテナを運んだものだったが次に、月に5トンだけが許された... そして状況は、あらゆる家庭を真実打ちのめした。オリーヴ5kgに2.5ドルのコストがかかるのに、現在、価格は330kgあたり2ドルだ」と語ったと伝えた。

全文:uruknet.info

 パレスチナのオリーヴオイルを、わたしは愛用している。フェアトレードだから安くない。イスラエルの占領がコストを押し上げるのだから、わたしも闘いのつもりで購入している。
 輸入元、Alter Trade Japanのサイト:http://www.altertrade.co.jp/02/poo/poo_08.html
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