ベツレヘム (Ma'an) パレスチナ自治政府の反対にもかかわらず、ノルウェー、カナダ、アイルランド、イギリス、スウェーデン、アイスランド、トルコ、南アフリカのみが、今月のエルサレムで開催されるOECD観光会議に出席しないだろうと、パレスチナ市民社会集団は、木曜日、語った。
論争は、イスラエルによる、エルサレムへの領域権主張を促進するため会議を利用する目論見と、会議が、イスラエルの国際法違反を取り繕うのに役立つだろうとする、パレスチナ閣僚同様、パレスチナおよび国際市民社会により引き起こされた懸念への応答の最中にやってきた。
8ヵ国のいくつかは、彼らの退出は事実上、政治的と説明した。
ノルウェーとトルコは、会議準備中、イスラエル政治家らによりなされたコメントを非難した。OECDスウェーデン代表団は、エルサレムの地位に関するEU政策に運動員を差し向け、彼らの姿勢は、政策を主張する試みと仄めかした。
官僚たちが観光政策を議論する会議の信憑性の低下で、招待された加盟国の殆どは、観光大臣を送らなかったが、代わりにランクの低い職員を送った。
OECDギリシア代表団は、電話で、アテネから旅する官僚はおらず、ギリシアは、テルアヴィヴのギリシア観光案内所スタッフを代表とするのみと、運動員に語った。チェコ共和国が、政治的代表を送る唯一のEU国だ。
原文:Ma'an News Agency
OECD加盟国中、少なくても1/4は欠席したのだから悪くない成果だと思う。ニッポンは誰を送ったのかしらと思い、ニッポンのOECDサイト、東京とパリ事務所にアクセスしてみたけれど、探し方が荒っぽかったのか、エルサレムの「観光会議」についての記述はみつからなかった。わたしたちの税金を使っているのだから、報告をきちんとして欲しい。秘密にしておけば問題は起こらないと官僚諸君は考えているかもしれないが、そうではない、秘密にしていることが問題なのだ。これほど話題になっているのに...
アーカイヴ:BDS:5ヵ国がエルサレムでの観光会議ボイコット(10月20日)