2010年11月08日

ゴラン高原の森林火災は、自然保護区何千ドゥナムも破壊する

2010年11月06日

火災はみたところ、旅行者らが、考古学遺跡、ウンメル-カナテルの近くでトイレットペーパーに火をつけ投げ捨てて起こった。
Eli Ashkenazi

 巨大な森林火災が、土曜日、ゴラン高原自然保護区の何千ドゥナムもを破壊した。

 その地区の公園行政職員、消防士、兵士、農業者など何十人もが、航空機の支援を受け、炎を消そうと戦った。

 上ガリラヤ消防団によると、火災は、ウンメル-カナテル遺跡発掘現場を訪問した旅行者らがトイレットペーパーに火をつけ、まだ燃えているまま投げ捨てて起こった。火災は急速に、ゴラン高原南部で最大の川のひとつ、Samach川近くの地域に広がった。

(略)

 火災により、1万3000ドゥナム以上が破壊された。 イスラエルの森林火災は夏の一般的現象だ。

全文:Haaretz.com

気まぐれのニュース解説(イスラエル/パレスチナ問題に馴染みのない方々に):
 ゴラン高原はシリア領、1967年の第三次中東戦争で、イスラエルが、西岸、ガザ回廊、キャンプデイヴィッドで返却されたエジプト領、シナイ半島と共に占領した領域である。返却を求める国連決議に反してイスラエルが保持し続ける地域だから、ゴラン高原をイスラエルとするのはイスラエルぐらいのもの、Haaretzもしかり、イスラエル紙である。
 ギリシアの国会議員は、アテネのイスラエル大使から贈られたワイン3本を送り返した。ゴラン高原産だったから。「盗んではいけない、盗んだものから生じたものを受け取ってはいけないと、教わってきたものだから」と、送り返したワインに同封した手紙にあった。
 Haaretzはイスラエル紙らしく言及していないが、イスラエルの旅行者らが焼失させた森林はシリアのものである。「イスラエルの森林火災は夏の一般的現象だ」などと括ってしまっていいのだろうか、少なくともイスラエルで最も信用できそうなメディアと考えられているHaaretzが...
posted by mizya at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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