2010年12月07日
野党は、レースで東エルサレム(ルート)を外すよう望む:「マラソンは、ユダヤ人、アラブ人を一緒にしない。これはただ侵略的動きだ」と、メレツ議員は語る。
野党のエルサレム市議会メンバー3人が、先週、国際エルサレムマラソンの主要なスポンサーのひとつ、スポーツアパレル企業Adidasに、自治体がルートから東エルサレム部分を取り除かない場合、企業のレーススポンサー撤退を要請する、警告の書簡を送った。
「市の東部分を通過する必要の理由はない」と、野党を主導する市会議員、Pepe Alalu (メレツ党) は語った。「マラソンはユダヤ人とアラブ人を一緒にしない。これはただ侵略的動きだ」。
書簡は、 どちらもメレツのLaura WhartonとMeir Margalitにより共同署名された。
(略)
Adidasは質問に応じなかった。
競技者がロゴの入ったスポーツウェアを纏いバッグを持つのは広告塔として、つまりただで手に入り、競技生活を維持する金を貰ってのこと。わざわざ金を支払って「ロゴ入り」を纏うひとの気が知れない。金を払ってまで「広告塔」になりたいのだろうか。