
ガザ、(PIC)-- エジプト当局は、夫や子どもたちと別れ、ヨルダンで追放者として62年を過ごしたパレスチナ老婦人がガザ回廊に戻るのを許した。
Ne'mah Mattar Khamees、80代は、1948年のイスラエルによる占領で、ヨルダンに国外追放された。夫、Ezzat Abu Kwaikと子どもたち6人がガザ回廊に留まり、彼女はアンマンにひとりで住んでいた。
娘のひとりと息子のひとりは、彼女が彼らと会う機会もないまま死亡し、彼女は、慈善と隣人の支援で生きのびたアンマンにひとり暮らした。彼女は、様々な病気を被り、脊柱が挫傷している。
彼女の隣人が、赤十字に警告し、赤十字はエジプト当局に連絡し、彼女がガザ回廊に入れるよう求めた。
赤十字が、水曜日午前、カイロ空港でハミースに会い、エジプト赤三日月社が、アル-アリーシュまでハミースに同伴する救急車と医師を提供し、彼女は、木曜日午前、ラファ検問所に連れられ、そこで、子どものときから彼女の愛を否定された息子、アブデルラヒムと会った。
原文:The Palestinian Information Center
老女ひとりの物語でない。イスラエル建国により、全パレスチナ人口の2/3が追放され難民となったのだから、どの家族も抱える苦難の物語のひとつ、である。