
カイロ、(PIC)-- OCHA、国連人道問題調整事務所は、西岸のエリアCで、1週間で、申し立てによれば建築許可を取り損なったとして破壊されたパレスチナ人所有の構造物47棟を記録した報告を、土曜日、発表した。
12月8日から14日の間に破壊された、それら構造物43棟は、軍事閉鎖区域になると発表され、「射撃ゾーン」としてもまた知られる地域の住宅団地に建てられたと、報告は述べた。その領域は、イスラエル治安部隊・民事支配下にある。
イスラエル当局は、ナブルスの村、キルバ・タナで、子どもたち13人を含む61人を彼らの家屋から追放し、建築物29棟、それらの内11棟が居住構造物、17棟が納屋、小学校1棟を壊滅させる、最も広域に及ぶ破壊プロセスを引き起こした。他の100人が影響を被った。「これは、2005年以来、この村が激しい破壊活動を受けた3回目だった」と、OCHAは報告した。
(略)
全文:The Palestinian Information Center
画像、オリーヴを引き抜いたらしいショベルに「ヒュンダイ」と読める。「ヒュンダイ」もイスラエル軍と取引している? イスラエル軍の下請け業者のものだったとしても、イスラエル「軍産複合体」と指摘するなら、当たらずとも遠からず。
関連記事:「イスラエル占領当局がエルサレム住人に自身の家屋の破壊を強要」The Palestinian Information Center
2010年12月20日
OCCUPIED JERUSALEM、(PIC)-- イスラエル占領当局 (IOA) は、エルサレム市民に、被占領エルサレム、タウリ郊外の彼自身の家屋を取り壊すよう強要した。
オサマ・アッシュエイキは、2005年に96平米の家を建て、建築許可を申請したが、イスラエル占領当局支配の自治体は、それを与えず、申請を遅らせ続けた。
イスラエル占領当局自治体裁判所が、2009年、ほぼ2万5000ドルの罰金を支払いと彼の家を取り壊すよう命ずる裁決を出したが、彼は裁決を不服として上告し、法廷は3回延期されたと、彼は付け加えた。
シュエイキは、罰金を支払ったが、裁判所は、家を壊さないため彼に対して「12月23日の次の法廷審問の前に、新たな罰金支払いと3年間の投獄の可能性を回避するため、自身で破壊するようわたしに強いた」別の告発を準備したと、語った。
破壊は、シュエイキの家族、妻、子どもふたり、姉妹、年老いた母親をホームレスにした。
破壊しなければならないからには誰かの土地に建てたに違いないと、知らないひとは思うかもしれない。パレスチナでは自明のことだから記事で言及されることはないが、彼らは、彼らが所有する土地に、彼ら自身の家を建てているのだ。占領軍は建築許可を受けていないとして破壊するが、占領軍が建築許可を出すことは殆どない。占領したからといって、個人の資産が占領軍のものになる訳ではないと、どうもイスラエルは知らないらしい。