2011年02月10日

「分娩に入った時、軍はわたしを安心させた」

シリーン・ムハマド・サラミン、27歳は、軍救急車での、イスラエル国防軍兵士たちに助けられた男の子出産の楽観的経験を物語る

Omri Efraim
2011年02月08日

 エリコ南部に住む27歳のパレスチナ女性、シリーン・ムハマド・サラミンは、エルサレムのHadassah Ein Kerem病院、産科病棟で、消耗し尽くしているものの、大喜びで横たわる。彼女は、確かに病棟の他の婦人たちとは異なる出産体験を持った。

「すべては夜に始まった。わたしは、午後11時頃にますます強くなる痛みと共に寝入りました」と、彼女は話す。「家族が救急車を呼びましたが、山の頂上に位置するわたしたちの家に、雨のため到達できなかった。彼らはイスラエルの救急車を呼びましたが、それもなし得なかった。結局家族は、わたしたちが軍救急車の中の兵士たちと会った道路まで、わたしを連れて行きました」。

 赤子は、兵士と軍衛生兵により分娩された。「わたしは、軍救急車の中でひとり、母と家族たちはわたしと一緒に来なかったのでわたしは怖かった。でも兵士たちは、乗っている間を通してわたしを安心させた。ある時点でわたしは、赤ちゃんが出て来ると文字通り感じ、兵士たちは毛布を置いて、わたしの出産を助けました。 彼が出て来たとき、彼らは、わたしと彼に微笑んで、彼を落ち着かせるために彼と話すよう求めました。彼らは、赤ん坊をよこし、乳を与えさせた」。

 イスラエル国防軍情報筋は、赤子が後で、呼吸の問題を抱えたと語った。彼を蘇生させた後、赤子と母親は、空軍ヘリコプターで、病院に運ばれた。どちらも順調。

 言葉の壁にも拘らず、シリーンは、兵士たちとの意思疎通に問題はなかったと語る。「兵士たちは、わたしと赤ちゃんにずうっと話しかけていて、わたしたちが穏やかでいるのを確実にしてくれた」。

(略)

全文:Ynet news.com

 土地没収が日常的でニュースたり得ないとするなら、分娩のため病院に駆けつける妊婦を、検問所に留め置いて通過を許さず、手助けもないまま分娩させる、兵士らの目にさらされながら、そして失われる命も少なくない、というのが通常だから、この記事は「大ニュース」なのだ。この記事に感動を覚えるのは、イスラエル占領軍の現状との乖離故、なのだけれど、占領軍としては、この記事こそあるべき姿で、イスラエル軍の通常こそ異常なのだと覚えておかなければならない。


posted by mizya at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。