Raanan Ben-Zur
2011年03月31日
パレスチナ人技術者、ディラル・アブ・シシは、木曜日、先月ウクライナで失踪して以来初めて話し、捕虜兵士、Gilad Shalitのいかなる情報も持っていないと否定した。「わたしはGilad Shalitについて何も知らない。彼らは尋ねた。わたしは何も知らない。わたしは技術者だ」と、彼は、再拘留が延長される前、Petah Tikva行政裁判所の外で語った。
警察は、彼に対する告発は提出されるだろうと語った。
42歳の技術者は、2月19日にウクライナの列車から姿を消し、3週間後、国連難民機構は、イスラエルを、ユダヤ国家に彼を移送する意図で拉致を命じたとして非難した。イスラエルは、先週前半、アブ・シシを拘束していたと認めたが、事件を取り巻く詳細は、緘口令下に置かれた。
(略)
全文:Ynet news.com
アーカイヴ:報告:拉致されたガザ住民はShalitの情報を持っているかも(04月02日)
ニッポンにもあったっけ、冤罪増産機構、検察の密室の取り調べ。結局「検察の在り方検討会議」も可視化を提言するには至らなかった。可視化に反対するなど、およそ調査能力の不備を暴露しているに等しい。調査能力がないからこそ「自白」に頼り、「自白」を強要することになる。
東京電力の原発事故に見るように、どうもこの国ではしろうとが跋扈し過ぎる。「自民党」が推進してきた原子力政策の結果の無惨さに、呆然としているだけでは足りない、野に下ったとはいえ、自民党には果たすべき役割があるだろう。
ドイツでは、東京電力の原発事故を受け、原発反対を唱える緑の党が圧勝したが、原発事故の発祥地、ニッポンの選挙で原発が争点にならないのは、候補者が皆、原発推進派だからだろう。都知事選で、唯一原発反対を掲げているのは小池晃だけ。