彼が住むジェニンの難民キャンプでの、ジュリアーノ・メル-ハミスの殺人についての、衝撃的ニュースが今朝伝えられた。53歳はどうやら、彼の車に発砲した覆面のガンマンらの犠牲になった。わたしは、いくつかの機会、ジュリアーノに会い、パレスチナ問題への彼の仕事と献身は顕著だった。彼の損失は途方もなく感じられるだろう。
劇場でパレスチナの子どもたちとジュリアーノ
わたしは始め、彼の母親、アルナの映画を通してジュリアーノを知った。映画「アルナの子どもたち」は、イスラエルのPalmach(装甲旅団)で務め、しかしパレスチナ人男性と結婚し、パレスチナ人と共に働くのに人生を捧げたたユダヤ系イスラエル人女性、アルナ・メルの物語だ。彼女は、ジェニン難民キャンプに、数えきれない難民の子どもたちの安らぎの源泉、表現の舞台となった劇場を開いた。彼女の息子、ジュリアーノにより作られた、劇場とアルナの仕事に関する映画で、ジュリアーノはインティファーダの後、キャンプに戻り、彼の母親が設立した劇場の彼が覚えている子どもたちに何が起こったか見いだす。残っていたものへのインタヴュを通し、彼は、彼らの多くが殺されたと知った。
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ジェニン自由劇場入り口
この時点で、誰がジュリアーノを殺したのか、その動機は何か、まだ明確でない。彼は過去に、難民の子どもたちに入手可能とされた芸術的表現に立腹させられたパレスチナ社会の保守的分子から殺人予告を受け取った。しかしながら、ふたつのことは完全に明白だ: 1) ジュリアーノ・メル-ハミスを殺した誰あれ、裁判にふされなければならず、パレスチナ人に与えられた、声を通す芸術的表現の努力に打撃を加えた、そして、2) ジュリアーノの貢献は、それらが評価される時、もはやないのだと惜しまれ、容易に忘れられないだろう。
*更新:下のこのyoutubeクリップは、ジュリアーノがどのようなひとだったか、なぜ彼の仕事が重要であったのか、そして、なぜ彼の悲惨な損失にも拘らず、それを続けるべきなのか、ちょっとした考えを与える。
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全文:Al-Quds
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ファイヤドは、難民キャンプに自由劇場を設立した親-パレスチナ活動家を殺した犯人を見つけると誓う
Elior Levy
2011年04月04日
イスラエル-アラブ俳優、ジュリアーノ・メル-ハミスが、ジェニンで射殺されたと、西岸のパレスチナ警察は発表した。
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