2011年04月12日

イスラエル軍がベツレヘムで井戸と農地を破壊

2011年04月11日月曜日
George Rishmawi - IMEMC & Agencies

イスラエル軍部隊は、月曜日、ベツレヘム南西、アル-ハデル村の雨水を集めるよう設計された井戸と農業構造物を破壊した。

井戸と建物はムハマド・ダル・イッサと彼の兄弟のものだ。井戸は90立米ほどの水を集めることができ、建物は面積225平米だった。

Ma'an News Agencyは、ブルドーザが、完全に破壊するため建物の瓦礫を井戸に入れたと述べた。

(略)

全文:International Middle East Media Center

先行記事:「高等裁判所がパレスチナ人の所有地へのアクセスを制限するイスラエル政策を支持」The Alternative Information Center

2011年04月06日水曜日
Tania Kepler for the Alternative Information Center (AIC)

イスラエル高等裁判所は、パレスチナ人が、分離壁に接するか越えてすぐの彼らの所有地にアクセスする許可を受けると要請するイスラエル政策を支持した。イスラエル人に無制限なアクセスを許す一方、パレスチナ人を厳しく制限する、この差別的政策は、つまるところ、パレスチナ人にこの地域を離れさせることを目指す。

tasrich.jpg
イスラエル分離壁を超えてすぐ接する所有地に入るためパレスチナ人に必要とされる許可証の例

(略)

 結局のところ、イスラエルはパレスチナを全部手に入れようとあがいている。パレスチナ人を、デイル・ヤシンでやったように虐殺したいけれど、63年前とは違う、今やすぐ虐殺はインターネット経由で世界に出回る。ガザで展開したカストリード作戦が限界、虐殺を小出しに続ける一方、弾圧を強め、パレスチナ人が「もうこのようなところで生きてはいけない」と出ていってくれることを望んでいる。グリーンラインを超えての、パレスチナの土地を盗むアパルトヘイト壁建設で、世界の批判を浴びると「パレスチナ人の所有地へのアクセスは保障される」と世界に向って約束してみせたくせに、その舌の根の乾く間もなく、記事の次第。まあ、イスラエルの嘘には驚かない、「嘘つき国家」と知れているのだから。
 ところでこのニッポン、国際原子力事象評価が、レヴェル6を飛ばして、チェルノブイリと同じレヴェル7に引き上げられた。昼食をとった食堂のTVで「専門家」かどうか定かでないが「レヴェル7が10段階ほどに分かれていたなら、チェルノブイリは一番上、東京電力は一番下」と、チェルノブイリとの差別化をまだ諦めきれない連中が騒いでいた。チェルノブイリは原子炉1機、その点、トーデンは1号機から4号機までそろい踏み、チェルノブイリよりゴージャスだ。トーデンは「専門家」連中にばらまく金があるなら(と思われても仕方あるまい)、原発被災者にこそ、まっとうな補償をするべきだ。
posted by mizya at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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