2011年04月14日

検問所が開かないならガザの生花200万本が朽ちる

2011年04月12日

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ガザ、(PIC)-- 生花や小果実組合の長たち、農業救援職員や農夫たちは、火曜日、野性の草花や小果実の海外市場への輸出のガザ検問所のイスラエルによる閉鎖の影響について議論するため会った。

生花200万本が冷蔵庫に保管され、海外市場に輸出されるのを待ち、加えて取り入れられなかった広大な区画の花が傷みつつある。

生花と小果実生産者の長老、マフムード・ハリールは、このビジネスの現在の不況の点から、次のシーズン、土地を耕作する可能性について考えるため会ったと語った。

ハリールは、ヨーロッパ市場に打撃を与えた国際的経済危機に加え、高温が花の栽培に大いに影響したことに言及した。

彼は、それらを直接ヨーロッパ市場に輸出し、農夫たちに日々の損失を引き起こすのを避けるため、ガザ検問所(複数)再開の必要性を強調した。

長老は、今年、生花3000万本が輸出されると思われていたが、ヨーロッパ市場に届いたのは1000万本だけだったと力説した。

原文:The Palestinian Information Center

 東京電力の原発事故は、東北・関東の、とりわけ福島の農夫たちにとっては、ガザ住民に対するイスラエルの封鎖に似ている。ガザ住民は、イスラエルが検問所を封鎖することにより、福島の農夫たちは、放射能汚染を宣告されることにより、生産品を売ることができない。政府の暫定基準なるものは原発事故が起こってしまった時の、いわば非常時の基準だから、その安全性を信用していないわたしも、福島を含み、関東の野菜を口にしたくない。それを「風評被害」とは言って欲しくない。売れないのは、生産品の放射能汚染の多少でなく、汚染されているからだ。「風評被害」という言葉は、汚染量の多少に問題を矮小化し、原発事故由来であることから逸らす。誰が言い出した言葉だろう。国が「出荷自粛」を求める以上、適正価格で買い取るべきなのだ、原子力を推進してきた責任主体として、それは義務だ。

 ガザもイスラエルによる劣化ウラン弾空爆で、かなりの農地が汚染された。生花ならいいかな、口にしないから少々の汚染があっても、わたしも買うことができる。
posted by mizya at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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