2011年04月17日

ウクライナ公安がシシ拉致に加わった

2011年04月15日

キエフ、(PIC)-- ウクライナ人人権活動家は、そのような事件はウクライナの大きな恥辱と述べ、2月のパレスチナ人技術者、ディラル・アブ・シシ博士拉致で、ウクライナ情報機関のイスラエル・モサド支援を非難した。

誘拐事件が起こった時、アブ・シシと同じ客車にいたと語った目撃者、Andre Makarinkoによると、平服のウクライナ当局者ふたりが、彼らと共に未確認の場所に彼を連れ去る前、アブ・シシに近づき、ロシア語で、彼の記録と書類の提示を求めた。

「少し後で、第三の平服の人間が入ってきて、アブ・シシの荷物とジャケットを捜し、わたしが彼に、彼の身分と何故彼らがアブ・シシを連れて行くのか尋ねた時、彼は、自身をウクライナ諜報機関職員と認め、すべて問題ないと語り、証明するために身分証明書を示した」と、Makarinikoは、Al-Jazeera netとのインタヴュで語った。

パレスチナ技術者の妻、ヴェロニカ・アブ・シシは、彼女として、イスラエルテレビ、チャンネル10が、数日前に彼女に連絡した一方、彼女の夫は、息子がハマースの手から釈放されるまで捕らわれたまま残ると彼女に語った、捕虜のイスラエル兵、Gilad Shalitの父親、Noam Shalitを招いたと語った。

「彼は、彼の息子を釈放するため、わたしにハマースに圧力をかけるよう求めたが、わたしも夫もハマースやいかなるパレスチナ集団とも関係ないと誰にも明確にしたと、わたしは彼に説明した」と、ヴェロニカは語った。

彼女はまた、イスラエル占領当局が、健康をひどく悪化させる独房監禁に彼女の夫を置いたと付け加えた。イスラエル占領当局は、ガザでのイスラエルによる封鎖で引き起こされるガザの電力不足を、ガザのパレスチナ民衆が克服するのを助けたとして、アブ・シシを告発した。

しかしながら、ウクライナがアブ・シシを安全に無条件に取り戻すよう求める、ウクライナ外務省前でのデモンストレーションに、彼が合法的にウクライナに入り、その結果、ウクライナ政府は倫理的にも法的にも、家族への彼の安全な返却を保証する義務を負うと強調し、弁護士や人権活動家、何十人もが、ウクライナのパレスチナ・コミュニティ集団に加わった。

デモ参加者たちは、反-イスラエルスローガンを繰り返し、この凶悪な行為で、イスラエルモサドを支援したウクライナ政府を非難した。

彼らはまた、パレスチナ国家を承認する国際社会の不本意が世界の問題の核心と強調し、その政府にパレスチナ独立国家承認を促した。

原文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:ウクライナ紙が拉致のパレスチナ人に関するイスラエルの主張を退ける(04月09日)
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