ラファの解放は、2005年に、米国、イスラエル、エジプト、EU間で達した合意に抵触するだろう;イスラエル職員は、Wall Street Journalに、エジプトでの進展がイスラエルの国家安全に影響するかもしれないと語る。
Haaretz Service
エジプト軍司令官幕僚長、サミ・アナンは、イスラエルに、ガザとのラファ国境検問所を恒久的に解放するエジプトの計画の妨害に対し、それはイスラエルが関与する問題でないと語り警告したと、Army Radioは土曜日、報じた。
エジプトは、この数日中にガザとの国境検問所を常態的に解放するつもりだと、今週、発表した。
パレスチナ人がガザとエジプト間のラファ国境検問所での抗議に参加、2011年4月27日。
Photo by: Reuters
発表は、エジプトの反乱(革命でしょ - mizya)前、イスラエルとの連絡で運営されたガザに関する政策で著しい変化を示す。ラファの解放は、今まで事例のなかったイスラエルの許可や管理なしで、ガザ内外への人びとと物品の流れを許すだろう。
(略)
全文:Haaretz.com
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JPOST.COMスタッフ
2011年04月30日
副首相がガザとの国境検問所を解放するエジプトの計画に仕返し;エジプト官僚はイスラエルに:わたしたちの国内問題に干渉するな。
(本文翻訳省略)
ラファゲートが開いたなら、ガザに、医薬品が入るようになるだろう。建築資材も入るようになるかもしれない。電力が回復したなら、透析も心配しないでいいかもしれない。そうなるだろうか。
イスラエルのガザへの戦争、2008年から2009年、年末から年始へのカストリード作戦は、空爆はさしずめ地震と津波、家屋を破壊し多くの命を奪った。リン爆弾はさしずめ火災、劣化ウラン弾はさしずめ、原発事故、放射能汚染で、死産・早産、未熟児で生まれる赤ちゃんが増え、奇形児も増えた。
上下水道施設も発電設備も破壊され、修復の資材も入らない状況を目の当たりにして、世界市民は、どれほどラファの解放を望んだかしれない。
ムバラク政権下、わたしはエジプトに行かないと決めた。まあ、1999年には、ガザ空港からカイロに飛んだけれど、だからつまり、あの頃はまだよかった。それ以来、わたしはエジプトに行っていない。ガザへの支援物資はエジプトで留め置かれ、腐敗し、医薬品の使用期限は切れた。それがつまり、エジプトとイスラエルの「連絡」だった。イスラエルは「良き隣人」であった試しはない。パレスチナを、シリアを、エジプトを、ヨルダンを、レバノンを、隣国のすべてを蹂躙し続けてきたのだから。
ラファが解放されたなら、わたしもガザに入れるかしら。まだ判らない。