テルアヴィヴ、イスラエル (Ma'an) -- イスラエルの大蔵大臣、Yuval Steinitzは、日曜日、パレスチナ党派の和解でパレスチナ自治政府への送金を凍結すると語った。
Steinitzは、パレスチナに代わって国境検問所と港で集められた送金について議論するパレスチナ自治政府との定期的に予定されている会議を延期したと、Army Radioに語った。
日曜日の延期された会議は、イスラエル日刊紙、Yedioth Aharonothによると、パレスチナ自治政府におよそ3億シェケル (8870万ドル) の送金に達すると思われていた。
オスロ合意と並んで合意された経済取引で、イスラエルは、パレスチナ自治政府に代わり、毎年、35億から50億シェケル (10億4000万から14億8000万ドル) を集める。総収入はパレスチナ自治政府の年度予算の著しい部分を形成する。
決定は、ファタハとハマースが、2007年に別々の政府下、ガザ回廊と西岸の分割を導いた何年もの敵対を終結させる合意に到達したとの水曜日の発表への応答でなされたと、Steinitzは語った。
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パレスチナ自治政府は、脅迫にも拘らず、統一を追求すると誓う。
パレスチナ自治政府首相、サラーム・ファイヤドは、パレスチナ自治政府の金の引き渡しを凍結するSteinitzの決定が、国民的和解を思いとどまらせず、イスラエルの脅迫に直面し、パレスチナ人は統一を達成するためより懸命に作業するだろうと語った。
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全文:Ma'an News Agency
ファタハとハマースの和解は、イスラエルと米国を除けば、世界が望むことだった。ハマース政権は正当な選挙の結果だったのだから。そのハマースを「テロリスト」呼ばわりしてファタハに分断を強い、パレスチナの弱体化を画策したのがイスラエルと米国だった。
関連記事:「ファイヤドがパレスチナの税金のイスラエルによる凍結に関し国際介入を促す」Haaretz.com
2011年05月01日
パレスチナ首相は、イスラエルの「脅迫」がファタハ-ハマース和解を途絶させないと語り、イスラエルの8900万ドル停止を糾弾した。
Reuters
(本文翻訳省略)
国際社会にはこの責任がある。イスラエルの主張を受け入れ、パレスチナが行うべき税金徴収をイスラエルが代行することを許したのだから。イスラエルがこのような卑怯な手を使うと知っていたくせに。どれほどイスラエルはこの手を繰り返し使ってきたことか。