2011年05月12日

アムネスティ:パレスチナ作家がイスラエル当局により告発のないまま拘束される

2011年05月10日

イスラエル当局は、被占領西岸で殆ど3週間拘束されているパレスチナ作家にして学術人を、解放するか告発すべきと、アムネスティ・インタナショナルは、今日、語った。

イスラエル諜報機関 (ISA) は、彼が否定したパレスチナ解放人民戦線 (PFLP) への関わりの申し立てに関連して、アフマド・カタメシュを拘留で維持したいと語る。

「わたしたちは、アフマド・カタメシュが、彼の政治的視点の平和的表現を除いて、理由もなく獄中にある可能性を恐れる」と、アムネスティ・インタナショナル中東・北アフリカ次長、Philip Lutherは語った。

(略)

アフマド・カタメシュは、1990年代、イスラエルによる最長を務めた行政拘束者のひとりとなった。彼は、1992年にイスラエル国防軍 (IDF) により逮捕され、伝えられるところによれば拷問され、次に、1年以上後まで行政拘留に置かれた。彼に対して提出された証拠の欠落にも拘らず、彼の拘留命令は、彼の解放のための持続的国際キャンペーンのさなか、彼が解放された1998年まで繰り返し更新された。

アフマド・カタメシュは、『あなたのターブーシュをかぶるつもりはない』と題する、この時の拘留の回想録で知られている。

彼の最近の逮捕の12日後、アフマド・カタメシュは、軍事裁判判事が、ISAからの彼への尋問のための拘留、2回目延長の要求を拒絶した後、6カ月の行政拘留命令が発行された。

拘留命令は、全くのところ、別の人のために - ハマース容疑者の名が修正液を使って消され、アフマド・カタメシュの名に置き換えられた - 作成されたように見えた。

(略)

全文:Amnesty International

 アフマド・カタメシュは知識人だから、イスラエルによる違法拘束に対する問題として提起されるが、他のパレスチナ政治囚も状況は同じ、裁判に持ち込んでも証拠はないので「行政拘留」と称して監禁を続ける。しかし、今回の目新しさは「拘留命令偽装」のようだ。いや、イスラエルにとっては日常茶飯事だったのかもしれないけれど...
posted by mizya at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。