2011年07月21日

マードックにとって悪いニュースはパレスチナにとって良いニュース

オマル・ラドワン
2011年07月20日水曜日

ルパート・マードックの発行会社、News International を非難する電話ハック・スキャンダルは、日々、大きくなり、鎮まる気配は全くない。イギリス政治への影響は、非常に静かとはいえ革命に例えられ、「イギリスの春」のことばが使われてきた。イギリス政府は、労働党・保守党どちらも、絶えず彼にへつらい、彼に合うよう政策を変える、ルパート・マードックと彼のメディア帝国の奴隷であった。首相になる前、トニー・ブレアは、マードックの支持を得る目的のためだけに、オーストラリアに旅した。(略)

これはしかしながら、氷山の一角に過ぎなかった。トニー・ブレアの元補佐官のひとりは、ブレアが、マードックに、彼への相談なしに変えることはないとする、ユーロ懐疑論強硬路線を約束する、政府のヨーロッパ政策に関する拒否権を与えたと主張する。(略)

(略)

スキャンダルは、イギリスのエリートとマードックメディア帝国との居ごこちのよい関係を白日の下に暴露した。これは、月曜日、2009年の電話ハック発覚を調査しなかった、首都警察副長官、ジョン・イェイツと共に、イギリス警察長官、ポール・スティーヴンソンが、News Internationalとの関係で辞任を余儀なくされた時に見られた。(略)

このスキャンダルの影響とマードックの恩寵からの落下は、世界中で感じられるだろう。パレスチナに関する限り、マードックにとって悪いニュースは、彼らにとって良いニュースであるしかない。マードックの深く抱かれたイスラエルへのシンパシーとパレスチナに向けた彼の敵意は、明確に見て取れる。彼のタブロイド新聞は、イスラームフォービアとパレスチナに対する憎悪をかき立てる実績を持つ。これは、ごく最近、ラーイド・サラ首長が、イギリスを訪問し、ねつ造の反-セミティスム(ユダヤ主義)容疑で逮捕されたとき見られた。The Sunは、彼を「憎悪の伝道者」と呼び、彼に対する中傷キャンペーンの先頭に立った。ラーイド・サラ首長逮捕の問題に関し、マードック報道陣とデヴィッド・キャメロンは、完全な合意にあった。両方が、イスラエルの汚い仕事をするため、無実の男を犠牲にするよう準備された。

(略:まだまだマードックの新聞がばらまいたパレスチナへの憎しみを煽る故意の誤報記事が続く、長い)

全文:Middle East Monitor

アーカイヴ:パレスチナ系イスラエル人指導者が英国で保釈(07月17日)

 ラーイド・サラ首長の保釈には、なるほど、マードックのタブロイド紙廃刊が必要だった? メディアの独占を許すことは民主主義の放棄に等しい。頑張れ、英国市民。


posted by mizya at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。