Ynet
2011年08月14日
イスラエル国防軍が最近、イラクのクルド人自治区でその作戦を促進し、その領域に、無人機6機、諜報機関スパイ、軍事コンサルタントの配備を計画していると、イランのPress-TVは報じた。
報道によると、イラクのクルド地区政府大統領、マスード・バルザーニは、イスラエルの大学への多くのイラク・クルド人学生入学と引き換えに譲歩に同意した。バルザーニは、伝えられるところでは、バグダッド中央政府の許可なしで配備を承認した。
航空機4機が、北部石油都市、キルクークのハリディーヤ空軍基地に配置され、他の2機が、モスル市の空港に行くだろうと報道は主張した。それはさらに、特別伝達装置を備える、イスラエル諜報機関エイジェントと軍事顧問もまた、モスルで保安部隊を訓練するため送られると述べた。
一方、イラン大統領、マフムード・アフマディネジャドは、イランへの戦争開始に対し、イスラエルと米国への警戒を発した。
(略)
全文:Ynet news.com
イスラエル紙ながら、Ynetは、Press TVの報道を伝えるだけで、イスラエル軍に確認をとっていない。つまり、この記事は真実らしく見える。記事を書くのは人間だから、Press TVも誤報することがあるが、それはYnet、あるいはHaaretzの誤報確立より高いというわけではないし、Press TVしか報道しない記事も多い。
イラクのクルド地区でのイスラエルのプレゼンスは、かなりしばしば報じられてきた。クルド人に国があったなら、弾圧を受けることはなかった。しかし、「敵の敵」は決して「味方」ではない。イスラエルでの大学入学が、制空権を預けるほど価値があるとは思えない。