2011年09月26日
次回の英国TVドキュメンタリーは、トニー・ブレアが、中東カルテット使節としての彼の地位を利用することにより、年間数千万ポンド捻出していると主張する。英国新聞、The Telegraphのドキュメンタリーに関する報道によれば、ブレアの中東金融活動は、見たところ、カルテット使節としての彼の責任で、いやに目立つ利害矛盾を指摘する。新聞によると、ブレアが、イギリス人、IMFか世界銀行の職員ならば、この矛盾は見過ごせないだろう。
新ドキュメンタリー「トニー・ブレアの素晴らしき世界」は、元英国首相が、米国巨大銀行、JP Morgan、British Gas、前リビア政府、カタールのテレコミュニケーション会社、QTELのコンサルタントとして巨額を得たと主張する。
TVフィルムによると、ブレアの会社、Tony Blair Associatesは、クウェート政府に将来の経済政策の助言を提供して、目を見張らせる2700万ポンド(32億円)稼いだ。The Telegraphは、この支払いを、法外と性格づけ、取引意図が完全には明かされていないことを強く示唆した。クウェートとの取り引きは2年間秘密とされ、その詳細とブレアへの総支払額は、まだ公式に認められていない。
The Telegraphは、カルテットの仕事で1週間かそれ以下過ごし、莫大なお金持ちになるために、残りの時間、使節としての地位を利用していると、ブレアを非難する。(略)
全文:Mondoweiss
英首相の頃、「ブッシュのプードル」(尻尾を振り過ぎてちぎれそうな、因にコイズミは尻尾のちぎれた)と言われていたけれど、商才だけはあったということだろうか。中東カルテット使節として、ブレアは、イスラエルへの100パーセントの支持を表明して憚らないのだから、まったく適任でない。まあ、中東カルテット自体、うさんくさい代物だけれど...
「トニー・ブレアの素晴らしき世界」にリンクしたけれど、エリア設定されていて、見ることはできなかった。
ブレアのイスラエル人ミリオネアとのロマンスを伝える記事も届いているけれど(真偽のほどはわからない)、どんなロマンスもわたしは非難しない。