2011年09月30日

トルコ:ギロ住宅計画は「容認できない」

アンカラの外務省が、東エルサレムのギロ地区に、新住宅建設を許可するイスラエルの決定を批判する声明を発表する。「その誠実、真実の意志について、深刻な疑念を生む」と主張

AFP
2011年09月29日

東エルサレムギロ地区に新住宅1,100戸の建設を許可する計画に関する、イスラエルへの国際的圧力は、増大していた。

トルコ外務省 (MFA) は、木曜日、イスラエルの決定を批判する声明を発表した:「イスラエルの決定は、その誠実で真実の意志について、深刻な疑念を生む。これは、国際法の眼に余る違反で、容認しがたい」とMFAは述べた。

公式声明で、アンカラは「パレスチナ領土でのイスラエルの違法入植地の継続的建設は、今ひとたび、国家として承認されるための国連でのパレスチナの要求が、正当でありタイムリーと示す」と主張した。

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エルサレムのまさにその中心、ギロ (Photo: EPA)
(訳注:ギロをエルサレムの「まさにその中心」と呼ぶのは、地理的とすれば無理がある。イスラエルによる「大エルサレム構想」は国際法違反だから受け入れる必要はないが、受け入れたとして、エルサレム南部郊外、といったところだろう。町田を東京の「まさにその中心」と呼ぶだろうか。AFPも報道機関なら、イスラエル発表のことばを鵜呑みにすべきでない。いや、記事はAFPでも画像を加えたのはYnetかもしれない)

パレスチナ国家宣言を強く支持するトルコはまた、声明で、同じことをするように国際社会に求めた。

一方、ベンヤミン・ネタニアフ首相は、ギロ地区での新住宅1,100戸建設計画が、中東和平努力を紛糾させるだろうとの西側・アラブ諸国の不平を、水曜日、拒絶した。

(略:アーカイヴ参照)

合衆国、ヨーロッパ、アラブ諸国は、発表が、和平会談再開と、国連でのパレスチナ国家宣言に関する危機(誰にとっての危機だろう - mizya)を取り除く努力を紛糾させるだろうと述べた。

英国とEUは、ネタニアフに、決定を撤回するように求め、米国国務長官、ヒラリー・クリントンは、新入植地建設が「逆効果」(馬鹿のひとつ覚え - mizya)だろうと述べた。

国際的圧力
また水曜日、中国、エジプト、ロシア、他の主要諸国もまた、反対を表明した。

(略)

全文:Ynet news.com

アーカイヴ:イスラエルが新規承認住宅は「入植地でない」と語る(09月29日)
posted by mizya at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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