2011年10月01日

アットゥーン議員が誘拐で心不全を被った

2011年09月29日

被占領エルサレム、 (PIC) -- パレスチナ国会議員、アフメド・アットゥーンは、Bikur Holim病院の医師たちが心不全の兆候を発見したとき、月曜日、イスラエル占領軍諜報活動兵士らにより誘拐されたときに「深刻な外傷」を被ったと語った。

アットゥーンは、水曜日、彼の弁護士により漏らされた声明で、軍補助部隊が、エルサレム赤十字での誘拐作戦で、彼の首を突然掴み、後ろ手に手錠した後、身体中、打撲傷で覆われたと述べた。

アットゥーンが捕らえられているMoscobiya拘置所の医師が、アットゥーンの状態を懸念し、彼をBikur Holim病院に移送し、そこの医師たちは、誘拐の結果、彼が心不全を被ったと語った。

アットゥーンの状態は、彼が深刻な心臓病を被った初めてのことであり、彼が逮捕前に現われた糖尿病の兆候で薬物治療を受けていたことで、ことさら心配されると、アットゥーンの弁護士は語った。

アットゥーンは、現在の彼の健康危機に責任あるイスラエル占領当局 (IOA) に捕らえられており、国際赤十字 (ICRC) に、彼の病状に対応し、誘拐の責任でイスラエル当局に対し提出される告発を請願するよう、求めている。

議員はまた、彼がほとんど1年半にわたり、その(ICRC)エルサレム本部で、イスラエル当局からの避難所を求めてきた後、ICRCがまだ彼を訪問しない衝撃を表明した。

アットゥーンは、彼の誘拐についての沈黙が、やはり、イスラエル占領当局 (IOA) が、ホームタウン、エルサレムでの居住権を無効とした後、ICRCで1年以上にわたり保護されてきた、他のパレスチナ政治家ふたり、モハメド・トタとハーリド・アブアラフェに対し、 IOAをして、行動を繰り返すよう助長すると力説した。

原文:The Palestinian Information Center

 これまで掲載したことはなかったけれど、東エルサレムへの入植を進め、併合の現実を積み重ねようとするイスラエルは、エルサレム在住のパレスチナ自治政府国会議員たちの「居住権」を剥奪し、エルサレム追放を目論んできた。パレスチナ議員たちは、イスラエル占領当局の権限の及ばないところ、国際赤十字に保護を求め、そのテントで過ごしてきた。アットゥーンの赤十字からの誘拐を伝える記事も掲載できなかったが、誘拐者らがアラブ服を身にまとっていたとの報道もある。イスラエル占領当局、占領軍の「権限の及ばない」場所からの誘拐なのだから、国際赤十字は、イスラエル占領当局を非難し、アットゥーンを取り戻すよう尽力すべきなのに、まだそのような記事は届いていない。
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