大臣は、パレスチナ自治政府が、ベツレヘムとヘブロンを含む20の遺跡のために世界遺産地位を求めると語る。
Reuters
パレスチナは、ひとたび、国連文化機関が完全なメンバーとして認めるなら、イエス生誕地の世界遺産地位を求め、そして同じ状態にあるイスラエル占領地にある他の遺跡も指定するだろうと、閣僚が語った。
遺物・文化に対処するパレスチナ自治政府大臣、ハムダーン・タハは、ユネスコ加盟は、パレスチナの生得権と語った。彼は、合衆国を含むいくつかの政府の反対を「遺憾」と評した。
ユネスコ委員会は、先週、国連システムでの国家としての承認のための、イスラエルと合衆国により反対されるパレスチナ進撃の一部と見なされる、パレスチナ加盟申請を加盟国の投票に付すと決定した。
「ユネスコ加盟は、公正と権利のメッセージを伝える。なぜパレスチナが、国際的システムの外に取り残されなければならないのか?」と、タハは語った。「わたしはそれを、過去20年に渡る長い努力の完成と見なす」。ユネスコ加盟がなった暁に、パレスチナは、イエス生誕の地として崇敬される、ベツレヘムと生誕教会の世界遺産地位を確実とする努力を復活させるだろうと、彼は語った。指定は、パレスチナがユネスコの正式メンバーでなかったので、今年拒絶された。
「これは、世界すべての国に与えられるツールを用いて、パレスチナがいかにその文化遺産を保存することができないかのひとつの例に過ぎない」とタハは語った。「わたしたちは、この適用を活性化するように世界遺産委員会に求めるだろう」とタハは語った。「わたしたちは、ベツレヘムの後、他の遺跡が続くだろうと期待する」。
(略)
全文:Haaretz.com
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