2011年10月16日

空軍司令官がシナイでの部隊水準増加の許可をエジプトは必要としないと語る

2011年10月14日金曜日

エジプト空軍司令官は、エジプトにシナイ半島での軍配備の数の増加を許すための、イスラエルからのキャンプデーヴィッド合意へのいかなる修正も、彼の国は期待していないと語った。「シナイは我々の領土だ」と、空軍中将、レダ・ハフェズは語った。「そして我々は、我々の領土に我々の部隊の数を増加させるため、誰からの許可も必要としない」。

エジプト空軍記念日の記者会見で話して、ハフェズ元帥は、「エジプト航空機は、東国境を含むエジプト国境すべての安全確保のためのパトロールを遂行する」と記者団に告げた。部隊数はシナイで、国境を護るための必要と一致するレベルに増加されるだろうと、彼は付け加えた。

(略)

全文:Middle East Monitor

 届く記事があまりにあり過ぎて、優先順位に従って翻訳を試みるけれど、翻訳しようと確保した記事の多くの翻訳をあきらめている。そのあきらめた中に、この記事の前段がある。
 イスラエルメディアはこぞって、「エジプトがシナイ半島の防衛能力を持たないと暴露した」と主張し、イスラエル軍のシナイ半島配備を正当化する記事を掲載した。キャンプデーヴィッドは、シナイ半島の返還を目指したとはいえ、エジプト軍がシナイ半島に展開するために、イスラエルの許可を必要と定める半端なものだ。このイスラエルメディア報道へのエジプトの返答が上の記事だ。シナイ半島に展開するエジプト軍を制限しておいて、「エジプトがシナイ半島の防衛能力を持たない」とは何ごとか、との思いが滲む。
posted by mizya at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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