エジプト空軍司令官は、エジプトにシナイ半島での軍配備の数の増加を許すための、イスラエルからのキャンプデーヴィッド合意へのいかなる修正も、彼の国は期待していないと語った。「シナイは我々の領土だ」と、空軍中将、レダ・ハフェズは語った。「そして我々は、我々の領土に我々の部隊の数を増加させるため、誰からの許可も必要としない」。
エジプト空軍記念日の記者会見で話して、ハフェズ元帥は、「エジプト航空機は、東国境を含むエジプト国境すべての安全確保のためのパトロールを遂行する」と記者団に告げた。部隊数はシナイで、国境を護るための必要と一致するレベルに増加されるだろうと、彼は付け加えた。
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全文:Middle East Monitor
届く記事があまりにあり過ぎて、優先順位に従って翻訳を試みるけれど、翻訳しようと確保した記事の多くの翻訳をあきらめている。そのあきらめた中に、この記事の前段がある。
イスラエルメディアはこぞって、「エジプトがシナイ半島の防衛能力を持たないと暴露した」と主張し、イスラエル軍のシナイ半島配備を正当化する記事を掲載した。キャンプデーヴィッドは、シナイ半島の返還を目指したとはいえ、エジプト軍がシナイ半島に展開するために、イスラエルの許可を必要と定める半端なものだ。このイスラエルメディア報道へのエジプトの返答が上の記事だ。シナイ半島に展開するエジプト軍を制限しておいて、「エジプトがシナイ半島の防衛能力を持たない」とは何ごとか、との思いが滲む。