ラマッラ (Ma'an) -- パレスチナ自治政府は、月曜日、イスラエル政府が、暴力犯罪の責任を取らせ損なうことにより、「暴力沙汰を継続するよう暗黙に入植者らを促している」と語った。
「パレスチナ人、その資産と生計に対する、イスラエルの暴力は、イスラエル当局が、法の支配下で人びとに責任を取らせる行動を殆どしないため増加し続ける」と、政府声明は述べた。
パレスチナ自治政府は、カルキリヤ、ナブルス、サルフィト、ラマッラでのパレスチナのオリーヴ収穫に対する、イスラエル人入植者らの進行中の攻撃を批判し、そして、入植者らが、金曜日、ナブルスに近いジャルードでオリーヴを収穫する村人たちを撃ち、12歳の少年を含む4人を負傷させたと語った。
ラマッラ本拠の政府はまた、9月に西岸北部で、33歳のイッサム・カマル・オデを殺した兵士が、逮捕されていないことに言及した。
兵士の司令官が、いくつかの作戦上・訓練上の事件に続き、降格されたが軍に残るだろうと、パレスチナ自治政府は言及した。
オデは、入植者らが、ナブルス近くのクスラを襲撃したのに続き、イスラエル軍により射殺された。軍調査が、入植者襲撃に応じた発砲は判断ミスだったと語ったと、イスラエルのニュース・サイト、Ynetは報じ、司令官を移動する決定が、多くの異なる事件に続いたと付け加えた。
7人の子どもの父親、オデの殺害に関し、それ以上の行動はとられなかった。
(略)
全文(一応の警告:原文にはオデの遺体の画像):Ma'an News Agency
もちろん、イスラエル政府は、ギャングに等しい入植者らを占領地に放つことで、更なる略奪を企んでいるとしか見えない。「入植者襲撃に応じた発砲」が、襲撃者でなく襲撃されたパレスチナ人を殺戮しているのだから、イスラエル軍もまた、入植者集団と変わらない。などと、書いてみたくなるのは、Ma'anの記事の後に続くコメント、シオニストはマメというか、ヒマというか、小遣い稼ぎなのか(コメント1件につき1シェケルぐらい払っているシオニスト団体があると思う)、説得力のない暴言を書き連ねているからなのだ。コメントは読まないように、と、自らに言い聞かせている。