2011年11月06日

旧市街で聖職者たちに対する超-正統派のつば吐き攻撃が日常となる

2011年11月04日

エルサレムのアルメニア教会聖職者たちは、年配の枢機卿から聖職学生まで、ハラスメントの被害者と語る;彼らが訴えても、警察は通常犯人を探さない。
Oz Rosenberg

超-正統派の若者たちは、エルサレム旧市街の通りで慣例的に、キリスト教聖職者たちを罵ったりつばを吐いたりする。殆どの場合、聖職者たちは攻撃を無視するが、時々、彼らは反撃する。先週、エルサレム下級裁判所は、つばを吐いた男にパンチを食らわせたアルメニア聖職学生に対する起訴を無効とした。

ヨハネス・マーターシアンは、2008年5月、若い超-正統派のユダヤ人が彼につばを吐いたとき、旧市街を歩いていた。マーターシアンは、スピッター(つば吐き男)の顔にパンチを食らわせ、出血させて、暴行で告発された。しかし、予測に反して起訴を無効としたDov Pollock判事は、彼の裁決で「教会のローブで歩き回る間、何年間もつばを吐かれる侮辱を被った後、彼の顔につばを吐いた男への1発の殴打で、被告を裁判に置くことは、公正と礼儀の原則への基本的違反である」と書いた。

「ローブを着ている被告につばを吐くことが、嘆かわしい犯罪であることは言うまでもない」と、判事は述べた。

Narek Garabedianが、半年前、エルサレムのアルメニア神学校で学ぶためイスラエル(さすがイスラエル紙、東エルサレムは国際法上、被占領地であってイスラエルではない- mizya)に来た時、旧市街の通りで、超-正統派ユダヤ人により日々被るだろう侮辱行為、罵りやつば吐きを、彼は予測しなかった。

「通りで、超-正統派の男がぼくの方にやってくるのを見ると、ぼくはいつも、彼がぼくにつばを吐くかどうか自分に尋ねる」と、アルメニア系カナダ人、Narekは、今週語る。ひと月ほど前、旧市街で食料を買う途中、超-正統派の男2人が、彼につばを吐いた。つばは、彼の足でなく身体にかかった。元サッカー選手、Narekは、もう一方の頬を出さないと決めた。

「ぼくは酷く怒った。彼ら2人を壁に押し付け『どうしてこんなことをするんだ?』と尋ねた。彼らが怯えて『ごめんなさい、ごめんなさい』と言ったから、彼らを行かせた。しかし、いつもそんな風とは限らない。時々、スピッターは背中を狙う」と彼は語る。

エルサレムのアルメニア教会の他の聖職者たちは、年配の枢機卿から聖職学生まで彼らすべてが、ハラスメントの被害者と語る。殆ど、彼らはこれら事件を無視する。彼らが訴えても、警察は通常、犯人を探さない。

(略:まだ半分ほど残っているけれど)

全文:Haaretz.com
posted by mizya at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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