中東和平プロセス特別調整官、ロバート・セリーがニューヨークの国連で安全保障理事会に向け演説。 (AFP/Don Emmert)
国連 (AFP) -- 国連中東和平使節は、月曜日、イスラエルとパレスチナを直接対話に導く行き詰まる努力を強調し、批判で、イスラエルの入植地建設を名指した。
「挑発は信頼を傷つけ続ける」と、特使、ロバート・セリーは、中東に関する国連安全保障理事会会議で語った。
「ことさらイスラエルは、非常に敏感な地域を含み、入植地活動に従事し続け、パレスチナの構造物破壊は進行中だ」。
イスラエルは、新入植地承認を促進し、先月、パレスチナがユネスコ加盟を認められた後、命じられたパレスチナ自治政府への税と関税の支払いを凍結した。
国連使節によれば、月におよそ1億ドルが留保されている。パレスチナ自治政府外務大臣、リヤド・アル-マルキは、先立って、自治政府が、国連事務局長、バン・キムンに介入し、資金の解放を確実にするよう要求したと語った。
セリーは、イスラエルにより集められた支払いが、パレスチナ自治政府年収のおよそ3分の2になり、その「国家建設増進」と治安部隊強化をむしばみ得ると、語った。
「わたしたちは、この状態を縮小しなければならない。その解決義務の行動に加えて、イスラエルは、事務局長(バン・キムン)と他の国際的指導者たちの、パレスチナ自治政府への移管凍結解除の要求に留意すべきだ」と、セリーは語った。
(略)
全文:Ma'an News Agency