2011年12月11日

イランが米国無人機といわれるものを提示

イランが「敵対行為」と呼んで国連に苦情申し立て、国営TVが墜落機のヴィデオ放映。
2011年12月09日

イランは、先週の米国無人機の東領空「深い」侵入に関し、国連に正式告発を提出し、先端技術米国航空機であると語るものの映像を放映した。

(略)

国は、最近数か月に増加し強まったと語った「秘密工作」を非難するよう国連に要請した。

事務局長、バン・キムンへの書簡で、国連駐在イラン大使は、彼の政府が、無人機侵入を「敵対行為に等しく」また「侵害であり侵略行為」と看做すと語った。

イランが「RQ-170スパイ航空機の空域深い侵入に強く抗議する」と、報告は述べ、テヘランが「米国政府からの火急を要する返答と賠償」を求めると付け加えた。

(略)

米国メディアは、恐らく故障のため、イラン東部で墜落したと述べた。

(略)

イラン国営TVは、木曜日に捕捉した無人機とするものの、2分以上の映像を放映し、良い状態で可視的ダメージが殆どないRQ-170監視機であるとして現れたものを示した。

(略)

全文とヴィデオ:AlJazeera

 トップが王家親族に変わって、AlJazeeraも変わった。かつてAlJazeeraの多くの番組がふんだんにYouTubeにアップされていたのに、もはや、YouTubeの映像を埋め込むこともできない。報道に対する自身のなさと言わざる得ない。「イランの語るところのもの」の繰り返しは翻訳のしにくさばかりでなく、NHKのハマースに言及するときの枕詞「イスラーム原理主義組織」を思い起こさせる。いまやAlJazeeraもNHK並み、視聴者を急速に失っていることだろう。

先行記事:「米国がイランで捕捉のステルス無人機を失ったと認める」AlJazeera

ワシントンは、イランが撃ち落としたと語るステルス機の機密情報を、テヘランが得るのではないかと恐れると語る。
2011年12月07日

米国当局は、アフガニスタン西部の任務で飛行中、軍がステルス無人機の1機のコントロールを失ったと認めた。

イラン公式IRNA通信社は、日曜日、イラン軍部隊が、「哨兵」として知られるRQ-170を撃ち落とし、現在それを持っていると報じた。

米国当局は、飛行機が撃ち落とされた兆候はないと語り、その主張を拒絶した。いずれにせよ、これは、米国により失われた最初の「哨兵」と、当局は語った。

(略:イランが無人偵察機の情報を得るかもしれない米国当局の懸念)

しかし専門家らは、例えイランが、米国当局が秘密のCIA任務に使用されたと認めた無人偵察機の部分を見つけたとしても、彼らは恐らく殆ど収集できないと示唆した。

というのも、恐らく高い高度から落ちたので、調査するための大きな部分は殆どないだろうと、アナリストらは語った。

(略)

 米国の「専門家」が言うように、無人偵察機が粉々に砕けたとするなら、掲載記事原文ヴィデオで、ほぼ原形をとどめている無人偵察機は何だろう。「専門家」ほど当てにならないものはないと、東京電力の原発事故は示したけれど。
posted by mizya at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック