イスラエル南部の地方議会議長は、ガザから発砲された迫撃砲に、禁止物質、白リンが含まれると分かった後、国連に苦情を提出した。
13,000人の人口を有するエシュコル地方議会に着弾した迫撃砲2発に、人口密集地での使用を国際法により禁止する白リンが含まれていた。リンは、激しい火傷や他の負傷を引き起こし得る。
伝えられるところによれば、ガザからイスラエルに発砲された迫撃砲に白リンが見つかったのは、4回目とのこと。- jta
原文:Jweekly.com
アーカイヴ:イスラエル軍:我々はガザ軍事作戦を新兵器実験に使用(2011年05月09日)
イスラエルはともかく、エシュコル地方議会議長は、白リンの人口密集地での使用を国際法が禁止していることを知っていたらしい。2008年から2009年のガザへの攻撃で、イスラエルが、市街地に数限りない白リン弾を投下したことを、この議長は覚えているだろうか。あろうことか、国連、UNRWAが運営する学校にまで白リン弾を投下し、学校に避難していた多くの市民が殺戮された。ガザからの迫撃砲が、誰をも殺戮せず誰をも負傷させなかったことを喜びたい。