2012年01月12日木曜日
パレスチナのアーティストたちは、夜通し、西エルサレムの厳重に防備された中心に浸透し、壁、扉、建設現場や他の表面に、政治的メッセージを運ぶグラフィティを描いた。
アーティストたちは、ふたつの地域、西エルサレム市中心(ヤーファ通りとキング・ジョージ通り近く)とジャーマン・コロニー/タルビーヤ地区をねらい打った。
市中心は今日、イスラエルユダヤ人と観光客がよく集まる、バーやレストランであふれている。タルビーヤは、かつて繁栄するアラブ地区だった。これらの地区と西エルサレムの広範囲は、1948年、そのパレスチナ住民を民族浄化され、今や殆ど排他的にユダヤだ。
写真が示すように、アートは、アラビア語「アナ」(「わたし」)とあるパレスチナ地図と、「反乱」のことばを添えた、クフィーエをつけた女の像を含む。この像は、パレスチナ民衆闘争で女たちが果たす中心的役割の合図だ。アーティストたちは、これから何日か、あるいは何週間か、同様の行為を取ると計画する。
原文と画像7点:The Electronic Intifada