ハガイ・マタル
ナビ・サレの新ヴィデオが、活動家、ビラール・タミミの家庭への真夜中襲撃を示す。兵士らは、子どもたちすべてをそのベッドから引出しながら - 彼らが平和を望むだけと主張する。
民衆闘争のパレスチナ活動家たちの家への夜襲は何も新しくない。定期的にデモンストレーションが開催されるそれぞれすべての村の人びとは、ある時点、あるいは別の時点で、時々(家具など)上下逆さまにされ、時々逮捕を引き出し、しかししばしば侵入と威嚇のためだけに、真夜中、彼らの家庭が襲撃に見舞われ得ると知っている。ビリンのようなある村で、兵士らは、スタン弾や催涙ガス手投げ弾を前庭の中に投げながら、夜、通りを歩き回るだろう。Noam Sheizafが最近書いたごとく - それは占領のもうひとつの日課に過ぎない。
村民自身により撮影されたこれら襲撃のヴィデオ記録は、頭から爪先まで武装した大集団で、市民の家庭を通してパレードしながら、兵士らが、考え業務する方法の異様な外観を与える。日曜日と月曜日の間の夜起こった襲撃の間、彼自身の家庭で、ビラール・タミミにより撮影された最新のヴィデオで、兵士らが家に入り、住人すべてを1部屋に集めるよう求めるのが見られる。こんなことを何故するのか尋ねられて、作戦を主導する士官の驚くべき返答:「もちろん。我々が平和を望み、お前たちが我々の道路にいつも石を投げるからだ」、そして後に「訪問のため」だけに来たと付け加える。
tamimi1966
(略)家屋の短い捜査をパフォーマンスしながら、兵士らは、軍がデモンストレータに発砲し、しばしば記録に活動家たちにとっておかれる、標準催涙ガスキャニスタの空き缶を見つけて喜ぶ。過去に、ビリンのアブダッラ・アブ-ラフメは、もちろん実際の武器として役立たない - そのような蓄えを持っていたため、武器の違法所持で実際に告訴された。
ヴィデオの最後で、士官はまた、通学鞄を調べ、子どもたちふたりに「禁止されているものを何か」持っていないか質問し、家族に「よい夜を」と挨拶して立ち去るのが見られる。別の家に入って、婦人が彼らに、彼女はひとりであり、これは彼らが彼女の家に来る20回目と、彼らに告げたとき、兵士らの誰かがタミミの撮影を止める。
襲撃日課のこの短い覗き見で最も驚くべきことは、兵士らの自己認識の明白で完全な欠如だ。真夜中、家族の家の中に立ち、幼い、あるいは老いた市民に銃を向け、彼らは自然に、そして行儀よくさえ振る舞おうと試みる、そしてもちろん - すべて平和のための彼らの偽らざる意図の名で。
全文:+972
画面のYouTubeの文字をクリックすると、YouTubeでこのヴィデオを見ることができる。説明文はないが、投稿されたコメントを読むと:
イスラエル士官が子どもに:「座っていろ、恐れなくていい」
子ども:「ぼくは座っていたくないし、恐れてもいない」
と、ある。
上の記事で紹介されている英語での会話、士官が「お前たちが我々の道路にいつも石を投げるからだ」と言ったとき、(おそらく)タミミは「どの道路だ?」と訊ねる。「あそこを下ったあそこ」とか士官が説明すると「あの道路はわたしたちの道路で、君たちのでない」と応える。
アーカイヴ:軍により撃たれた使用済み催涙ガス弾の展示がイスラエル軍事裁判所でビリン活動家に兵器告発をもたらす(2009年12月24日)