シルワン、エルサレム (SILWANIC) --
イスラエル入植者らが、3月10日、西岸への旅から帰宅するシルワン大学学生連盟を乗せる、パレスチナのバスに発砲した。負傷者の中に、実弾が命中した窓ガラスの破片で負傷した学生4人がいた。彼らは、衝撃とトラウマを被った3人と共にアルマカシド病院に運ばれた。
ニュースが広まり、シルワンの親たちは、彼らの子どもが負傷者の中にいないか確かめるため、病院に集まり始めた。
学生連盟とファタハ政党は、入植者らの犯罪行為とイスラエル当局の共犯を非難する声明を発表した。
原文と画像3点:Wadi Hilweh Information Center - Silwan
このニュースが逆だったなら、イスラエル学生連盟のバスに発砲したのがパレスチナ人だったなら、世界はセンセーショナルに報道したことだろう。もちろん、襲撃者たちは撃ち殺され、襲撃のパレスチナ人はテロリストと名指される。ではなぜ、そのまた逆、このニュースは、たとえばここニッポンで報道されないのだろう、判っている、米国が報道していないからだ。ニッポン外務省同様、ニッポンメディアも米国の植民地だ。入植者らは、紛れなくテロリスト集団だ。そして撃ち殺されることもない。イスラエルは、そのテロリストを占領勢力の権力を駆使して保護している。報道がどれほど恣意的か、わたしたちは肝に銘じる必要がある。